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みなさん、こんにちは。

私は普段SNSマーケティングを支援する会社に勤めており、MENTAではYouTubeやインスタグラムなど、SNSのコンサルティング支援をしています。

本題ですが、2023年4月1日に、TwitterがGitHubになんとソースコードやアルゴリズムを公開し、世界中で話題になってるのをご存知でしょうか?

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TwitterのアルゴリズムはGitHubに公開されており、ソースコードを見ていると、本当にアルゴリズムが書かれています…

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ソースコードを見た上で、重要なアルゴリズムや、今後のTwitter運営の戦略の方向性を考察しましたので、良ければ皆様の運用に役立ててください。

▼Twitterアルゴリズム 重要なポイント

アルゴリズムを読んでいると、スコアリングの方法など重要な箇所がたくさんありましたが、主に以下のように3つに分け、重要な箇所のみ書き出しました。

(1)アカウントを評価する時に重要なスコアリング方法

まず最初に皆さんのアカウントが、良いアカウントなのか?悪いアカウントなのか?(優先表示すべきか?)を判定するための、アルゴリズムを抑えることが重要です。

アカウントを評価するにあたっては以下のような内容が記載されています。

アカウントの評価が上がる要素

1, 認証済みアカウントは、投稿全体がブーストされる
2, フォロー<フォロワーの方が良いアカウントと判定される

アカウントの評価が下がる要素

3,ミュートされる
4,不正行為の報告される
5,Twitterにスパム報告される(いいねの効果の-738倍)

認証バッチはもちろんのこと、今までフォロワーの比率が多い方が良いということは暗黙の了解としてありましたが、FF比についても明記がされていました。
また、Twitterにスパム判定された場合、もうそのアカウントの復帰はかなり厳しいかもしれないですね。。

(2)個別の投稿を評価する時に重要なスコアリング方法

次に、個別の投稿がどのようにして評価されているかを見ていきます。
テキストのみの投稿をし、反応がいいねやRTが無い状態を1倍として、以下のようなフォーマットやリアクションがあることで、アルゴリズムのブーストがかかることが記載されています

6,いいねは30倍のブーストがかかる
7,RTは20倍のブーストがかかる
8,Twitterサークル3倍のブーストがかかる
9,画像や動画を含むと2倍のブーストがかかる

まず意外だったのが、RTよりもいいねの方が評価が高いという点です。さらに、画像や動画を含めた方が、Twitter側のブーストがかかることも明記されています。

(3)アクションからもらえるブーストのスコアリング

上記のように、アカウントや投稿などをアルゴリズム判定によってどの程度届けるかを決めながら、さらにユーザーからのアクション数などによって、もっと優先表示するかなどが決まっていきます。

ソースコードには以下のように、ポジティブかネガティブか、そのアクションに対する重みが記載されています。

アクション(ポジティブネガティブ)重み
10,ツイートへのいいね(Positive)0.5
11,リツイートする(Positive)1
12,ツイートに2分以上の滞在(Positive)11
13,プロフィールへのアクセスからのいいね!や返信(Positive)12
14,リプライする(Positive)27
15,ツイートに返信してエンゲージする(Positive)75
16,「表示回数を減らす」リクエストまたはブロック/ミュート(Negative)-74
17,ツイートを報告する(Negative)-369

この記載を見てみると、いいねよりもリプライの方が57倍(いいねは0.5の重みでリプライは27の重みなため)があり、
またユーザーの返信に対してこちらから返信すると、いいねの150倍の効果があることがわかります。

また、アルゴリズムをみた上で、成功事例や失敗事例、今後とるべき戦略はこちらのnoteにまとめましたので、よければご覧ください
https://note.com/saku_saku564/n/ncfc0c86aa0ea