こんにちは、ゲームプログラマをしている、たくたくと申します。

普段は、UnityでのiOS/Androidアプリの開発、プログラミングスクールでの講師などをしています。

プログラミングスクールでは、小中学生を中心に、Processing言語でのゲームプログラミングを教えています。

このProcessing、Unityでゲームを作る僕も、普段から結構使っています。

今回はあまり人気のないProcessingでのゲーム開発の良さみたいなものを勝手に語らせてもらいたいと思います。

(Processingでのゲーム開発のメンタープランも用意しています。)
https://menta.work/plan/769

1つのファイルでゲームが完結

メモ帳にプログラミングする感覚で、カジュアルにゲームが作れます。

Unityだとプロジェクトファイルがたくさんできてしまい、シンプルなゲームでもこうはいきません。

もちろんUnityほど高機能ではありませんが、このカジュアルさが売りだと思っています。

言語自体はJavaベースなので、特殊な文法ということもありません。本格的なプログラミングも可能なので、柔軟なプログラミング言語だなぁといつも思います。

ゲームのモックアップに良い

企画したゲームは、実際に動かしてみないと面白さが確認できません。

Processingは、図形描画が得意であり、わざわざ画像などを用意しなくても、図形が描けてしまいます。

僕はしょっちゅう、四角形や丸だけの抽象的な形でゲームのモックアップを作って、面白さの確認をしています。

面白いと思えたものは、Unityできちんと作り直す過程をとっています。

ブラウザゲームにできる

Processingには、Processing.jsという、JavaScriptコンバートライブラリが存在します。

デスクトップで動かしていたゲームも、簡単にブラウザゲームへと移植することが可能です。

もちろんスマホでも動作します。

作ったモックアップをURLにして、友達に遊んでもらって意見をもらうなんてことをよくしています。

すぐに遊べることが楽しい

僕はWEBサービスも作ったりしますが、WEBサービスは人が集まらないと面白さが確認できないのがつらいなぁといつも思っていました。

ゲームは、作って遊べて、すぐに面白さが確認できるので、楽しみながら作ることができます。

WEBコンテンツにもなる

Processingで作ったものはprocessing.jsによって、canvasタグでHTMLの中で再生が可能です。

あなたのWEBサービスにミニゲームとして組み込んでいったりなんかもできますね。

別にゲームじゃなくても良くて、アニメーション付きのインタラクティブなインターフェースで、あなたが売りたい商品紹介なんかもして良いわけです。

興味があったら

もし興味がありましたら、Processingでのメンタープランを用意していますので、気軽にご相談ください。

プログラミング初心者でもゲームが作れるよう、オリジナルの教材もあります。

MENTAではWEBエンジニアを目指す方が多いように見受けられますが、こういったゲームのポートフォリオなんかも特徴的なアピールポイントになると思っています。

https://menta.work/plan/769

どんなものが作れるのかの例

最近作ったものを紹介します。

「Slipe」というボードゲームを遊んでみたかったのですが、実際に買うより早いので、Processingでデジタルゲームにしてみました。

だいたい、350行くらいでしょうか。

画像は一切使っていません。

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