どうすれば目標を達成できるのか?

僕は昔から勉強が得意でした。得意というよりは、田舎でやることがなかったので勉強をしていたら気付いたら成績が伸びていました。結果が出ると嬉しいのでさらに勉強をするという好循環が生まれ、社会人になっても資格は苦労せず取得できました。例えば基本情報技術者試験Web解析士管理衛生士などの資格です。これらは会社で必要なので取得をするように勧められ、取得したものです。

資格取得をするという目標は僕の中ですごく分かりやすい目標なのですが、資格を取得するためには試験の合格点が必要なので、今の自分の実力を知るために過去問をして、あと何点取得すればいいのかを把握して、その点数が取れるように勉強をして、試験日に万全の体制で望み、自分の実力をしっかり発揮できれば合格出来ます。これらは全て目標から逆算して分かることです。資格に限らず目標を設定してそこから逆算をすることが出来れば、必ず達成できます。

今日は、具体的に基本情報技術者試験に合格するという目標のために何をすればいいかを記事にしていきたいと思います。もしも同じ目標を持っている人にとってはそのまま為になる知識があると思いますし、他の目標を持っている方にとっても参考になる部分は少なからずあるかと思いますので、もし良ければ最後まで読んでください^^

人生山あり谷あり。勉強やダイエットも山あり谷あり。

まず最初にすごく大事な話をしたいのですが、勉強をしてすぐに結果が出ることはありません!ダイエットとかも一緒なのですが、勉強をしてすぐに成績が上がるわけではなく、勉強を継続して続けると少しずつ、まるで山を登るように成績が徐々に上がっていきます。勉強を続けているのに、成績が下がる時もあります(不思議ですよね)。勉強を継続して続けていくと、グラフでみたときには確実に上がっているのですが、1日単位や1週間単位など、細かく分析してみると常に上がっているわけではないのです。

なので、目標を試験に合格するに設定した場合は、途中の成績が悪かろうが、勉強したのに点数が伸びていなかろうが、気にしないでください!
最後に合格点を出せば良い訳ですから。

また、グラフの波の一番頂上、つまり自分にとって一番成績がいい状態を試験日当日にしたいので、最初から頑張りすぎないでください。最初はウォーミングアップの感覚で、軽く勉強をすれば大丈夫です。1日ガッツリ勉強するよりも、毎日少しずつ勉強をした方が、負担は少なく学習を進められます(具体的には後述します)。

過去問をするべき論理的根拠

さて、ここからは基本情報技術者試験に合格するという目標に向けての具体的な方法を述べていきます。今回は、3ヶ月後が試験日だと想定します。

まず最初にすべきことは、過去問を答くことです。僕は下記のサイトで無料で答いていました(基本お金をかけたくない性格なので・・・)。
https://www.fe-siken.com/

なぜ過去問を最初に解く必要があるのか。その理由は、勉強すべき内容を具体的に知るためです。下記の表を見てください。

基本情報技術者試験において 分かる 分からない
試験に出る
試験に出ない

今、試験情報技術者試験の知識を①〜④の4つに分類しました。
①は、試験に出る、分かる知識。
②は、試験に出る、分からない知識。
③は、試験には出ないが、分かる知識。
④は、試験には出ないが、分からない知識。

この4つのうち、どの知識を勉強する必要があるでしょうか?
答えは②の試験に出る、分からない知識です。

過去問をすることによって、試験に出る知識がどのような内容かは把握できますよね。また、自分が何を分からないかは、問題を解くことで理解できますよね。なので、まずは勉強を始める前に過去問を解いていきます。もちろん、ほとんど解けないです笑。解くことが目的ではないので、安心して間違えてください◎

継続は力なり。マジで。

過去問を解くべき理由がわかったところで、初日から毎日決まった量の過去問を解いていきます。ここで大事なのは、どんなに調子が悪い日や忙しい日でも出来る最低限のことを毎日の目標にしてください。例えば、過去問を毎日1問解くなどです。ちなみに僕は3問に設定していました。めんどくさい日は適当にぽちぽち押して解いたことにしてもOKです。

これは、毎日続けるための癖付けの意味と、後々勉強に役立てるための言わば種まきの作業ですので、毎日続けられたら、どんなに中身がなくても正解です◎
1日5分〜15分、忙しい日は1分以内で終わるような目標がいいのですが、この作業を継続して続けることで、確実に力はついていきます。継続は(中身を問わず)力なのです。

ちなみに人間は今やっていることを継続して続けたいという習性があるようなので、調子がいいときは少し多めにやるのもありです。少なすぎて不安になる場合は、多めにやるのもありです。ですが、昨日多めにやったから今日はやらないくてもいいか、と言ってやらない日を作るのはなしです。多めにやったのは勝手にやっただけなので、毎日継続することとは何も関係がないので。それだったら多めにやらない方がマシです。

3ヶ月後の合格に向けて、だらだらとでいいので毎日過去問を継続的に解いていきましょう。

学習するのに本がいいのか、Webがいいのか

過去問を解いていくことは継続しつつ、次にするべきことは分からない知識を理解していく必要があります。その為に、1冊だけ本を買い、それを教科書として学習を進めていきましょう。僕は下記の参考書を買いました。
https://gihyo.jp/book/2020/978-4-297-11716-0
本は、内容をすべて網羅していて、且つそこそこ評価の高いものであればなんでもいいです。

週に1回は、過去問を解いた後に参考書を読んで、間違えた問題を解説している内容を読みましょう。こちらは時間が許す限り読んで欲しいです。本を読んでも分からない箇所が出てくると思いますし、1回で読んで理解はできないと思うのですが、気にせずとにかく読んでください。これから先繰り返し読むことになるので、量をこなすことで内容が理解できるようになっていきます。

本を読んでも分からなかったことは、Webで調べてみてください。本の説明より詳細に書いている記事や、具体例を基に説明している記事など、Webは本よりも深掘りした知識を得ることができるはずです。まるで資料集を読んでいるように、Webの方が楽しく学習を進められるはずです。

このように、本というのは知識を網羅して体系的に学ぶのに向いているのに対し、Webというは知識を深掘りしてより詳細に学ぶのに向いています。学習する上ではどちらの媒体を使ってもいいのですが、僕の使い分けは新しい分野を学ぶ時は本を読み、自分が知っている知識を深掘りしたいときにはWebで検索をします。

Web検索だけでは頭が悪くなるという説があるのですが、その理由はWebというのは自分の興味の持っている内容や、自分の考え方と合致する意見しか目に入らなくなる為、視野を広げたり新しい意見を取り入れにくくなるからだそうです。僕はこの説には納得してるので、Webはあくまで自分の知識を補うためだけに使います。

最初の1ヶ月は、毎日過去問を解くのと、週に1回くらい本やWebで内容を理解するのに使いましょう。可能であれば、不安になったりこのままで大丈夫かと焦る気持ちを溜めて欲しいです。その気持ちを2ヶ月目から消化していきます。

2ヶ月目からエンジンをかけていく

1ヶ月はまだウォーミングアップで大丈夫なのですが、2ヶ月目からは少しメニューを強化しましょう。1ヶ月目で過去問や本を読んできたことで、自分がどれくらいできないのか、あなたは具体的に理解しているはずです。このままで本当に合格できるのか、不安になっていると思います。ちなみに、このままでは受かりません笑。

今までやってきた暗記や本を読むサイクルの量を、2ヶ月目からは増やしましょう。1ヶ月目は1問だけ解いたという方は3問に増やします。1ヶ月目だと1日3問はきついと感じるかも知れませんが、2ヶ月目からは1日3問でもそんなに負担に感じないはずです。勉強をする上での体力がついていますから。

本を週1読んでいた方は、週2か週3に増やしましょう。読めば読むほど、理解は深まっていきますし、今理解している知識が増えているので、1ヶ月目よりも読みやすくなっているはずなので、負担にならないはずです。知識は他の知識と結びつくことで理解できていきますから、今あなたの脳内でネットワークが構築され始めているはずです。この体験ができると、勉強が面白くて自分から進んでやりたくなりますよ。

さらに、2ヶ月目からはより具体的に試験に向けての対策として、模擬試験を行ってください。有料のものはお金がかかるので、僕は自分で準備をしました。といっても過去問サイトである年度の問題を本番のように解くだけなのですが。だいたい80点を取ればどの資格でも合格できるので、80点を取れるのかどうかを目安に、今の勉強の進捗を管理してください。目標点まで足りないと感じる方は、日々の努力を少しだけ増やしていきましょう。

ここで大事なのは、2ヶ月目以降もできない日は来るはずなので、そういう日は1ヶ月目同様に1分で終わるような作業だけに止めるということです。無理は長期的にはする必要があるのですが、自己管理をしつつ、最後まで継続することを最優先にしてください。全くやらないのはなしですよ!

3ヶ月目の調整は試験日の前々日までに

2ヶ月目までで自分の実力を把握はできていると思うので、3ヶ月目からは試験に向けての調整に入りましょう。この段階で何をするかは人によってばらつきがあると思います。

まだ合格点に達していないという方は、引き続き勉強を続けましょう。もう少し量を増やす必要がある方は、ラストスパートなので頑張ってください。無理をして勉強をしても大丈夫です(3ヶ月目なので、正しく負荷をかけて勉強ができるはずです)。

もしも合格点まで達成できている方は、90点・100点を目指して苦手な分野を重点的にやりましょう。勉強量は増やさなくて大丈夫です。

試験に合格できる実力がつくまで勉強をし続けて欲しいのですが、大事なのは試験の前々日までしか勉強をしてはいけないということです。理由は後述します。合格できるまでの勉強ができたら、あとは本番でその実力を発揮すればいいだけです。

試験前日から始める自己暗示生活

さて、いよいよ明日が試験日当日、前日には何をすべきかということなのですが、徹底的に息抜きしてください。まぁ、飲みすぎたりして次の日に支障が出てはだめなのですが笑。

僕だったら雀荘に行ったりとか、ゲームをしたり、昼から飲んだりしてだらだらと過ごすのですが、絶対に試験勉強はしないでください。このタイミングはただでさえ不安な気持ちになってしまうのですが、勉強をすると出来ていないことにばかり目が行ってしまうので、勉強すればするほど不安になってしまいます。不安になるために勉強をしているような状態になってしまうのです。

なので、勉強はせずに息抜きをしながら、明日は絶対に受かると自己暗示をかけ続けてください。明日は受かるので遊んでていいですし、明日は受かるので昼から飲んでいればいいのです。根拠がなくてもいいのでとにかく明日は受かると自己暗示をかけてください。

できれば自分は天才だとか、頭がいいという謎の自信を持ってください。当日までは世界で一番頭がいいと思ってください。この自己暗示を1日かけて育てて、試験当日は自信満々に試験会場に向かいましょう♪

試験当日に席についた後も、一切勉強はしないでください。周りを見ると、勉強をしている人がほとんどだと思うのですが、今さら勉強したところで手遅れです。どんどん不安になってしまう人もいると思うのですが、そういった人たちの様子を伺いながら、試験の時間まで待ちましょう。

ここまで毎日継続して勉強してきたあなたは、合格するための努力をしてきたので、受かって当然なのです。

試験中の問題との向き合い方

試験中には、分かる問題と分からない問題があると思うのですが、自分が分からない問題は誰も分からないと思ってください。分からない問題は無視していいので、まずは分かる問題をひたすら解いていきましょう。1周目はすぐに分かる問題だけを解いていきます。時間をかけたら分かる問題にはチェックをつけておいて、2周目に解きます。

2周目には時間をかけたら分かる問題を解いていきましょう。落ち着いて回答を導いてください。

3周目には分からない問題を埋めていきましょう。当てずっぽうでも全部同じ数字でも何でもいいのですが、埋めればどれかは当たる可能性があります。

時間が余っていたら、分かる問題・時間をかけたら分かる問題を見直しましょう。分からない問題は時間をかけるだけ無駄なので、無視していいです。

合格発表まではただ待つのみ

回答を終えた時からは、自己暗示を解いて普段の自分に戻りましょう。
あとは結果を待つのみです。
ここまで努力して試験に望めたので、どんな結果であれ満足感は得られていると思います。

もしかすると不合格かも知れませんが、そのときには努力の量が足りなかったのか、当日実力を出せなかったのどちらかです。残念ですが、次は半年後なので絶対受かると思いますよ。

僕はこのやり方で試験には落ちたことはありません(大学受験も)!

今タネをまいていますか?

合格という目標に向けての回答例を述べてきましたが、僕が一番大事だと思っているのは最初の1ヶ月目の種まきの時期です。この期間って努力量は少ないのですが、結果が出るために一番必要な影の努力をしている時期です。この期間を用意せずにいきなり本腰を入れて勉強を始めても、思うように結果は出ませんよ。

プログラミングを学んで稼げるようになりたいと思っている方、タネはまいていますか?
「なりたい」は感想なので、Twitterとかに呟けばいいと思います。
「なる」は決意です。なると決めた方は、具体的に行動に移しましょう。

NEXT KNOWLEDGE's HINT

次のナレッジ記事では、「独学大全」という本の紹介記事を書いています。久しぶりに良書だと思える本に出会いましたので、興奮気味に書いています。あなたの悩みは全てこの本が解決してくれると思いますので、お時間の許す方はぜひ次の記事も読んでみてください♪

【全人類必読本】『独学大全』のススメ

目標を達成するまであなたを導くプランを作りました

いかがでしたでしょうか。この方法は資格の勉強や受験勉強には応用が効きますので、ぜひ参考にしていただければと思います。

プログラミングを学習するのも、目標を持ってから逆算して日々の勉強や1週間後の目標を設定していき、それらを確実にこなしていくことで必ず達成出来ます(そして、それをしなければ達成する方法はありません)。

勉強は好循環か悪循環のどちらかしかなく、うまく行かない場合は悪循環に陥っているのです。

目標設定や日々の進捗を管理して、確実に達成できるようになるまで圧倒的にサポートをするプランを作成しました。このプランは僕が能動的にサポートをする唯一のプランです。プランは15,000円と他のプランに比べると高いですが、圧倒的な効果が出せるようにコミットしていきます。

人数制限をかけようと思っているので、まずは3名に絞らさせていただきます。slackを作成し、そこでの進捗管理やノウハウの共有などを行っていきますので、興味のある方は是非検討ください。

他の3つのプランはコスパ重視にしているので、費用の10倍くらいのサポートはさせていただきます。質問をすればするほどお得なので、僕を質問攻めしてください笑

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。