MENTAでメンターを始めて3ヶ月経ちました。そんな中、30代からプログラミングを始めたメンティーさんが、スタートアップ企業から内定をゲットしました。どなたかの参考になればと思い投稿させていただきます!


メンティーさん略歴

  • お名前(ニックネーム)
    ぽろさん

  • 年齢
    30代

  • お住まい
    関東

  • 職歴
    高校卒業後、工場勤務(5年くらい)その後不動産営業(5年くらい)

プログラミング学習歴
プロゲートで1ヶ月ほど独学し、オンラインスクールに入る。
スクールのカリキュラム以外にも技術書を購入したりUdemyを受講して不足部分を補う。

習得技術
スクールでRails,JSを主に習得し,Git,SQL,Rspecなども少し。

ポートフォリオの概要
ポートフォリオは2月頭から、ノウキンチェッカー(筋トレ好きの人が自身の脳筋度を測る診断アプリ)を一ヶ月くらいで作成
使用した技術は、Rails,JS,Docker,AWS,Rspec
難しい技術は使っていないがデプロイはHerokuだとつまらないのでAWS使った。
今思えばフロント側でVueとか使ってみても良かったかも。


インタビュー

sagawa(以下「sa」)
おめでとうございます!

ぽろさん(以下ぽ)
ありがとうございます!

sa
ぽろさんの就職活動について教えて下さい。


就職活動の期間は、3月末くらいから応募を開始して2ヶ月弱くらいです。
そんなに活動はしていないのですが長期休暇が間にあったりでこれくらいになった感じです。

sa
応募企業数と内定数はどんな感じですか?


Wantedlyから10社ちょっと応募しました。すべてスタートアップ系の自社開発企業です。
一応greenにも登録したが使用しませんでした。(greenは胡散臭いスカウトがたくさんきたのでほとんど見ていなかった)
半数は反応なしで、カジュアル面談(1次面接)へ進めずお祈りが3件、面接へ進んだが不採用1件、内定1件でした。
カジュアル面談では会社の説明+どんなひとなのかを聞かれました。
2次で技術面を聞かれましたね。スクールで共有されていた方の話を聞くと、結構つっこんだ難しい技術面接もあるようです。
その後3次で代表と面接して内定という流れでした。
内定をもらった会社は最終面接の後にリファレンスチェックがあったため採用まで1ヶ月半かかりました。

sa
転職活動は30代だと厳しい印象ですか?


スクールで周りを見てて、30代でもしっかりやることやっている人は受かっているイメージありますね。どれくらい打ち込んでいるか次第なんじゃないかなと思います。

sa
これまでの仕事である営業の経験は活きましたか?


営業で人と話す機会が多かったのでそれが面接に活きたと思います。

sa
ぽろロさんのポートフォリオは自己診断系のアプリでアイデアが面白いですよね。
肌感覚でポートフォリオの比重はどれくらいでしたか?


面接は2社受けただけですが、ポートフォリオを重視された感じはあまりしなかったです。
僕は数受けてないのでたまたまだと思うのですが、1〜2割の感じです。
周りの方でポートフォリオがバズって採用された方もいるので、
実際はもっと重要なんだと思います。

sa
内定企業はどんな会社?


不動産テック系スタートアップです。
不動産業者向けの情報プラットフォーム提供していて、社長も若く、僕と同世代くらいでした。
前職での不動産業界の知見があるのは評価されたかもしれません。

sa
30代の転職ではこれまでの経験にテクノロジーを掛け算するイメージですか?


そうですね。そうしないと、年齢がプラスには働かないので、使えるものは使ったほうがよいと思います。前職の経験を活かせる方が自分にとっても良いと思います。

sa
エンジニア目指したきっかけは?


副業でWeb制作をしようと思い勉強を始めたのがきっかけです。
もとはせどりやっていて、月10万くらい稼げたのですが、あまり面白くなかったんです。いろいろ調べているとプログラミングが流行ってると聞いたのでプロゲートで学習を開始しました。
プログラミングって楽しい!フロントよりバックエンド側をもっと学習したいと思って、
働き方の自由度の高さにも魅力を感じて転職を視野にスクールへ入りました。

sa
いまの仕事はいやだった?


全然そんなことなくて、会社にもよくしてもらっていたので、やめるのは心苦しかったです。

sa
ぽろさんは後ろ向きではない理由で転職活動したところがいいですね。


そうですね。面接でも、なんで転職しようと思ったんですか?とか聞かれましたが、
同じように答えてたので印象良かったかも。

sa
ぽろさんは、自走力が高っかたですよね。MENTAを利用した理由は?


オンラインスクールでは既定のカリキュラムをこなすことがメインで
各自のポートフォリを作成の質問はあまりできない規約だったためMENTAを利用しました。
おかげさまでチャットでもレスポンス早くいただけたので、スムーズに進められました。
スクールでも答えをおしえてもらう、というより、答えの導き方をおしえてもらう感じで慣れていたので。

sa
学習〜就職活動のなかで、「よかったこと」「もっとこうしておけば」など気付きはありますか?


事前準備が大切だと思いました。
会社選びは、自分のスタンスというか芯を決めて就活するといいと思います。僕の例では不動産テック系のスタートアップとか。
未経験からだと業界のこともわからないし働き方のイメージもつきにくいと思うので事前の準備と情報収集が結構大事だと感じました。
事前準備については履歴書、職務経歴書、wantedlyの内容を誰かにチェックしてもらうといいと思います。
倍率高くて難しいと言われていますが、ある程度の時間をかけて成果を提示して気持ちでぶつかればなんとかなるかも、と感じます。
自分の場合は前職の経験が多少なりとも活かせるスタートアップ企業を選んで応募したのですが、
同じ会社に何度も応募することは現実的ではないと思うので、準備を疎かにして片っ端から応募してしまうといい企業をどんどん逃してしまうのではないかと感じましたね。
2次面接とかになると技術面接もあるので事前準備必要だと思います。
参考にした本は「web技術の基本」です。
HTTP通信の基本とかrailsだったらMVCとか事前に復習しておくといいと思います。
聞いた話では結構えぐい技術質問されるとこもあるっぽいです。
ポートフォリオのER図をホワイトボードに書いて説明して欲しいとかポートフォリオのコードについて聞かれること多いらしいですね。
カジュアル面談通ったらそこからは会社の情報かなり詰め込んで面接挑みました。
社内ブログとか技術ブログあれば全部読んだし、wantedlyのストーリーとかもなるべく全部目を通しました。
最終面接は特にパッションが大事だと思います。
大手企業とかだと違うかもしれませんが、スタートアップ系だとパッションを重視するタイプの代表が多いと思うので自分も負けないくらい熱意持って取り組むといいと思います。特にカルチャーマッチやプロダクトへの共感が大切だと思います。
最初はよくわからない状態から申し込みすると思うんですが、カジュアル面談でわからないこと全部聞いて興味持っていくと、次第に自分に合っているかとかわかると思います。
面接のたびに多めに逆質問準備しておくくらいがいいのではないでしょうか。
自分に不利な話題ふられるくらいなら興味ありますってスタンスでこっちから質問して相手に喋らせた方がいいって戦略です。
もちろん、質問の内容は中身のあるものにして、「なんでそんなこと聞くの?」って思われて逆逆質問される場合もあるので逆質問に対する自分の意見もセットで持っておくといいと思いますよ。

sa
転職目指している方にひとこと


エンジニア転職は競争率が高くて厳しいと言われていますが、
アラサー、高卒、業界未経験の自分でも内定をもらうことができました。
年齢や学歴などはあまりネガティブに考えなくていいと思う。
実際まわりの人でも正社員経験のない人とか、民間企業経験のない30代でも内定もらえている人もいました。
どんな会社がいいとか決まっていない人は前職の経験が活かせるとか、強い関心や知識のある分野の会社をうけるといいと思います。
会社のスタンスにもよると思うので自分の場合はポートフォリについて深く突っ込まれることはなかったのですが、スクールの就活スレを見ているとポートフォリオ作り込んでQiitaで記事書いてTwitterで拡散してバズってる人はもれなく短期間で就活成功していたので、これからポートフォリオ作る人はありきたりな物作るよりは興味持ってもらえそうな面白いアイデアで作るといいと思います!


ぽろさん、この度はおめでとうございます!

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