前置き

おはようございます。
九条です。

最近、有料と無料とを問わず、司法書士試験の受験生から相談をお受けする機会が増えました。

ここでは、相談をお受けして気付いたことを少しお話させていただきます。

相談をお受けした結果、ほとんどの受験生が勉強方法について、致命的と言える勘違いをしていると思いました。

ここを勘違いしたままだと、合格できません。
合格できないばかりか、ベテラン受験生になって基準点付近を延々と彷徨い続けることになるでしょう。

勘違いしたままでも基準点には到達するかもしれませんが、そこまでです。
司法書士試験は基準点に到達するだけではダメで、そこから積み上げが必要ですが、その積み上げを作れません。

9割以上の受験生はここで失敗していると思います。逆を言えば、ここを押えるだけでもかなりのアドバンテージになります。

よくある勘違い①「テキストを数回通読して、過去問に入り、過去問を繰り返せばいいんでしょ?」

ところで、最近、宅建の合格発表がありましたね。

私は宅建を受験していないのですが、Twitter を拝見した限り、まさに宅建では、「テキストを数回通読して、過去問に入り、過去問を繰り返せばいい」という勉強方法が最短で合格する勉強方法として確立されています。

宅建でこの勉強方法は正しいのでしょうが、問題は他の資格試験の勉強方法を強引に司法書士試験にまで当てはめてしまうということです。

司法書士試験でも過去問は必要ですが、テキストを読んだ後、過去問をひたすら繰り返すというやり方では絶対に合格できません。

よくある勘違い②「司法書士試験は○×だから、普段の勉強でも○×の問題を解けばいいんでしょ?」

司法書士試験の問題形式はいろいろあるのですが、マークシートについては、文章を読んでその正誤(○×)を判定することで正解が出るというものです。

過去問はもちろんのこと、答練(予備校のオリジナル問題)も、ほんどが○×式です。

だから、文章を読んでその正誤(○×)を判定する問題を解けば実力が付くと思っている人が多いです。

これも大きな勘違いです。

司法書士試験は○×だからと、普段の勉強でも○×の問題を解けばいいとはなりません。

特に答練は、ここを勘違いしたままだと泥沼にはまるので注意が必要です。

私の講座では

私の講座では、これら①と②の勘違いについて、具体的な解決方法を示すことができます。
よろしくお願いいたします。