結果を先に言うと5000円くらいのプランで二種類の開発環境の構築を頼んだところ、一ヶ月かかって一つしか環境が整いませんでした。

まず最初に二三日で全体の方針を話し合いやることを決めていく(ここまではまだ良かった)
MACを買った方が効率が良いということで無知だったためエラー対処のために途中で30万近いMACを購入(購入と届くまでで一週間ほど無駄にしましたし、結局購入したMACで実行したからと言ってエラーが治るわけでもありませんでした。)

相手から提供されたことと言えば「適当にググってきたURLを渡す」「自分で調べろ」「調べ方が悪い」の三点でした
まずほとんど読んでもないような適当にググってきたURLを渡され素直に実行していくとエラーが起こり、エラーが出た時相談すると対処してくれるのは良いのですが。
結局適当にググってきたURLだったためエラーで行き詰まって途中で断念が4~5度、全て実行して上手くいかなかったものが3度、全て実行して上手く行ったのが2度と散々な迷走をさせられました。
全体方針の時にこちらの知識よりまずスピード重視で完成を目指して欲しいと伝えているにも関わらず提供内容は相変わらず適当なもので変わりありませんでした。しかも何故か最後まで相手はこちらが知識を得ることを優先していました。こちらもそれに気づいたのはもう月の後半となっていたため今更言ってもという思いからそのことを言うことはしませんでした。
どうやって調べたの?と聞いて調べ方を改善してくれるのかな?と思って話を聞いていた時はまだ良かったのですが全く改善は見込めずただググって調べろとのことでした。相手はそもそもこちらが本当に調べたのか?嘘じゃないか?というところから何度も疑ってかかってきたため、こちらの言うことが信じられないならこちらもわざわざ言葉にする意味がないなと思いつつ、嘘じゃないよとURLを貼ることで対処しました。何故こちらの言い分を相手に信じさせなければならないのか、新入社員のサボり発見器のつもりなのでしょうか、この非常に時間の無駄でしかないやり取りをエラーが出て相談するたびに何度も何度もするハメとなりました。
自分で調べる分変な解決策をしてしまうことも何度もあり、その時は「ちゃんと書かれてるようにやってください」なのでこちらは「あなたが書かれてる通りにやったらエラーが出るものを持ってきてるのが原因だろう」とか「自分で調べろと言っているからエラーは時間と労力をかけてこっちでも対処してるんだ」ととても相手から提供されているものと噛み合わない矛盾したことを言われ、今にして思えばその時に相手の能力が低いということに気づくべきでした。
最後にエラーで相談した時の返事は「〇〇 インストールで調べてください」と、とうとう適当なURLすらも自分で探さないようになり、しかも散々こちらでもそんな検索ワード調べてるという内容だったため、そこでやっとダメな人に当たってしまっていたという気づきと一ヶ月無駄な(完全に無駄なわけではなかったが)時間と労力を使ってしまった。という思いになってしまいました。

その後自分一人で1から苦心して進めていくことで以前より開発スピードが上がったという状況になり、「ちゃんとこちらの意思が伝わっているか」「ちゃんとやって欲しいことを伝えているか」をしっかり伝えられてなかったのかもなぁと思うようになり、「相手の実力が高いだろうから言う通りにした方が早く作れる」というの自分自身の思い込みを信じてしまったこちらのせいもあるのかなと思うようになりました。
MACを購入したという件もその後運良くレベルの高い人と話をする機会を得られたのでその人にこの話をすると、MACの部分はほぼ完全に無駄な出費だったと言われ、無闇に信用したこちらも良くなかったなと改めて思うことになりました。

次回依頼する時はこの失敗を生かして「全体方針や重視するポイントが相手に伝わっているか」「こちらも相手実力を見極める」という点を週に一度等途中途中で自分なりに整理し評価したり方針を修正する時間を必ず取るということを意識しようと思いました。