「傭兵型」と「ひとり親方型」
前回の投稿で”フリーランスという働き方にも「傭兵型」と「ひとり親方型」がありますが、”と書きましたが、この違いがわからない人もいると思うので、今日はこれについてカンタンに解説しておこうと思います。
まずは「傭兵型」から。
「傭兵型」とは仕事があるときにだけ雇われて、その仕事が終わったら次の仕事を求めて彷徨うまさに傭兵のような働き方。
自分のスキル/実力だけを武器に、次から次へと仕事をこなしていくわけです。
Web土方なんて呼ばれるのは、主にこのイメージからでしょう。
対して、「ひとり親方型」とは営業から納品までの全工程を自分で管理していく働き方です。
「ひとり制作会社」といっても良いでしょう。
エンドクライアントに営業を行い、デザインやコーディングを外注しながら制作を進めていくその流れはまさに制作会社と同じですからね。
ここで大切なのは、独学前(せめて独学中)に自分が目指したい働き方を決めておくこと。
「傭兵型」のコーダーとしてひたすらコーディングしまくることを自分の仕事にしたいなら、Webデザインやマーケティングの学習は不要だとわかるので、コーディングの学習だけに専念できるでしょう。
一方、地元の企業やお店のホームページ周りの改善に尽力したいなどといったことなら「ひとり親方型」のフリーランスを目指すことになり、その業務範囲や自分が担当することと外注することなどを予め決めておかなくてはなりません。
少なくとも、コーディングだけを勉強してる場合じゃないですね。
ということで、今日はフリーランスの働き方についてカンタンに解説しました。
あなたが目指したい働き方はどちらですか?
どちらを選ぶにしても昨日のポストに書いた4つは重要ですので、その点は誤解のないようにお願いします。
フリーランスとしてのメリットを享受するにも責任が伴うというお話でした。