私は、かつて、20代、30代の頃は、月に5〜6万円くらいは技術書を買って読んでいました。

言わば、目ぼしい本は、片端から買う、という状況だったと言えるかもしれません。

それでも...

  1. 今話題の新刊本
  2. 聞いたことはなかったが、店頭で目にして気になった本
  3. 評価の確立されている古典

...を自分なりに探して買っていた記憶があります。

で、今日、ここで言いたいことは、他人に薦められて読んだ本より、自分で発掘して読んだ本の方が、より深く身につく傾向にある、ということです。

楽をして勉強しようとしても、ツケ焼き刃になってしまって、時間が経つと忘れてしまうことが多い。その点、誰に薦められたわけでもなく、自分の勘を信じて購入した本は、自分のセンスにポジティヴな評価を維持したい気持ちもありまして、しゃぶりつくすように読む傾向が、私にはあったようです。

誰にでもあてはまるかはわかりませんが、私の実感としては、このことはハッキリと言えます。