表題、相談についての回答例を記載します。

直近、クライアント向けの外部Web担当者はSEO対策についてどう考えているのか、さらに、同様なサービス提供を検討する方に対して今後の学習方法などについて回答しました。

結論

生成AIでかなり変化が起きている、リソース勝負にならないオリジナル情報、商材の検討がさらに重要

副業でSEO案件を取りクライアントへサイト分析報告書の作成及び改善提案

GA4は普段業務でもレクチャーをさせていただいております。
SEOについてですが、記載の業務もクライアント業務で普段している範囲ですが、
SEO単独の案件やSEO改善を提供する、などは近年難易度が高まっているのであまり特化して提供はしておりません。
その現状についても一業者の見解や方針についてお話できればと思います。(プランやナレッジで記載してはいますが、直近は下記の見解です。)

これからのSEO動向についての見解

・検索エンジンに登録される事自体が難しくなっている(質量高い情報がWeb上に溢れてきたため)
・SEO自体が総合格闘技
・・ブランドや権威、ページ以外の範囲も評価影響しているため業務範囲が広げる必要性がある
・質量網羅性の高いコンテンツをつくるのは結論、リソースをかけたところが有利 
※かつ初動のリソースで1回は露出度を高められる可能性は高いですが、継続的にとなると、リライトなどのリソースをかけることになるためリソース競争になります。
・生成AIでコンテンツがさらに溢れてきた、1記事あたりのリソース低下で大量投下に対応するか、対抗としてのコンテンツのオリジナル要素(一次情報などの体験やユニークな情報構成)がさらに必要になってきた
・生成AIで検索需要やユーザー行動の変化でSEOがこれまでのやり方でなく、生成AIで調べた後としてのオリジナルなコンテンツや、生成AIでは調べられないユーザーへの認知経路(SEO、SNS等)を意識してコンテンツ作成する必要性がましている

などです。

よって、SEOというよりも、
Webサイト自体やクライアントのPR活動としてSEO、SNS、広告、オフライン等、集客媒体を「競合分析」や「GAやヒートマップでのサイト分析」をしつつトータルで検討しながら、クライアントのリソースで対応できない箇所を一緒にサポートして進める、がよいと思っています。
かつ、その場合の対応としては、クライアント自体の商材や顧客理解を一緒に深めつつ、いかにWebサイトに「落とし込む」か、その情報を他媒体、他コンテンツ(広告、SNSやプレスリリース、資料など)に「展開」していくか、が具体のサポートになります。

上記に「」の箇所がクライアント自身では自走しきれない範囲をサポートしているようなイメージです。
クライアントによって、SEOいいのか、SNSがいいのか、広告がいいのか、なども変わってきますので、それに合わせて対応するが良いかなと考えております。

例えば、地域のクライアントさんにサービス提供をしたい場合、、
・MEO(Googleビジネスプロフィール)、SNS(Instagram)、それらの広告や
・ローカルメディア(Webサイト、SNSアカウントなど)を作成育てて、活かす
などSEO案件というよりもどんな媒体にどんなコンテンツを作成発信していくかのサポートを提供
なども一案です。

これからのSEO学習法

SEOまわりのナレッジやプラン提供をしておきながら恐縮ですが、
やはり直近の動向が変わってきているためこれからのSEOでサービス提供をすることにについて少し慎重になっております。
それでも学習を進めたい方向けにその方法を解説します。

簡易ですが、下記に記載します。生成AIを常に絡めていく前提で進めることが大事です。

SEO学習方法

概要として、自分に合いそうな媒体(動画書籍Web等)で進めてください。
動画教材、たとえば、Udemyで数本(Web記事や直近書籍で概要もつかんでおく)youtube数チャンネル、最新情報をキャッチアップは、Twitterで数アカウント(SEO関連の主要なアカウントとGoogleの公式)をフォローすればいいです。
あとは、AI動向もキャッチアップして、特にライティングが変わるのでSEO関連のものはTwitterでキャッチアップ。

クライアントへ実務で提案するにあたり最低限抑えておきたいSEOポイント

まずは、クライアントのレベル感(規模感、対象、B2B、B2C、地域系、商材、予算等)などで各SEO対策も少しずつ変わるので、選定をしたほうがいいです。
例えば、クライアントの商材が、リソース勝負になりづらい業界や地域系に絞るなど
ある程度得意分野をつくるといいです。(副業なので、本業の業界関連もいいと思います)

実務でよく使用されるSEOツール

・GSC(Google Search Console)
・GRC(指定したキーワードの検索順位を推移記録させるもの)
¥Ahrefs
などですが、そこまで使っている方ではありません。

上記は自身のサイトや競合調査での全体像を把握する、を中心に活用しております。

1点、
重要な点はユーザー視点があるかどうか、なので、各ツールで差分分析しつつ、ユーザーニーズに合わせてプラスアルファを含めたコンテンツ作成です。

よって、キーワードでユーザー同様の行動をしてみて、検索結果の上位との差分を分析すれば改善箇所はある程度リストアップできますので、先のクライアント規模感に合わせて準備の工数や提供の期待値が変わります。
(どのキーワードで上位になりたいのか、そのための分析や、アウトプット、レポートを作り込まないといけない企業か、MTGで簡易なスライドや実管理画面を一緒にみて改善共有すればいいのか、など)

取り急ぎ以上となります。

引き続きよろしくお願いいたします