MENTA にはプログラミングを学んでいる方が多いと思いますが、学んだ後に悩むのは「何を作ればいいのか?」なのかなと思います。

おそらくこの「何を作るか」が、その先の成長につながるかの分岐点となる、大事な選択だと思っています。

いろんな考え方があると思いますが、

  • 何が作れるようになったのか?
  • 自分は何を作るべきなのか?
  • 自分は何を作りたいのか?

という観点で、考えてみたいと思います。

何が作れるようになったのか?

これまでに学んだ知識で作れるものというのは、思ったよりも限られたものではないかと思います。ただ、ドキュメントの読み方や、ネットでの情報の探し方など、「学ぶ方法」は学べていると思います。

何かを作ろうと思った時に、必要な知識やスキルを最初から全てもっていることはほとんどありません。どんな経験者であっても、何かを作る時には、新しいことを学びながら作っていることが多いと思います。

なので、「自分はあれが分からない。これが分からない。だからできない。」とは思わずに、学びながら作る(作りながら学ぶ)という気持ちで取り組むことが良いと思います。

自分は何を作るべきなのか?

仕事であれば、何を作るかは明確なことが多いですが、個人で何か作ろうと思った時には、自分で決める必要があります。

例えば、就職活動でポートフォリオを提出するような場合であれば、求められているクオリティを調査して、それを目標に作るものを考えることができると思います。

また、特定の技術を習得したいのであれば、世の中にあるサンプルプログラムを手元で実行してみて、理解を深めるのも良いと思います。そして、それを基に新しい機能を追加して、自分のプロダクトにしても良いでしょう。

では、特に目的も目標もない場合はどうしたらいいでしょうか?それは次の話になります。

自分は何を作りたいのか?

これは、「自分は何が欲しいのか?」に置き換えても良いと思います。自分が欲しいものを作る、というのが一番モチベーションをキープでき、最終的に完成までたどり着く可能性が高いからです。

開発中はさまざまな壁にぶち当たり、投げ出したいと思うことがたくさんあります。ただ、自分が欲しいと思うものであれば、頑張れることも多いです。

また、ユーザーとして「こうだったらいいのに」と思えば、それを自分で修正できます。そうすると開発スキルが身につき、また次の機能や改善をしたいと思うようになり、継続してスキルが身につくようになります。

なので、「何を作れば良いの?」という質問には「自分が欲しいものを作る。」という風に答えています。学ぶためにはモチベーションは非常に重要です。自分が欲しいものを見つけるのも簡単ではないですが、日頃から「こうだったらいいのに」とか、「こういうのが欲しいな」というのを見つけて、自分が欲しいものを作ることに挑戦してみてください。

とはいえ、行き詰まることもあるかと思います。そんな時には、MENTA で手助けしてくれたり、背中を押してくれるメンターを見つけると良いと思います。私もメンターとしてサポートしていますので、ぜひご検討ください。
https://menta.work/plan/1114