新規事業プロジェクトに従事すると、とにかく、新しいことを調べて、覚えて、蓄えて....ということをしなくてはなりません。

おかげで、とにかく、知識は増えます。やればやるほど、増えていくものでもあります。

なのですが、単に知識が積み上がるだけで、ブレイクスルーに至ることままならず、一体、自分は何をやっているんだろうか? という自問と向き合う日々を過ごすことになります。というか、もう、日常と言ってよいでしょう。

では、知識だけは増えるけど....というのは無駄なのでしょうか。

そういうことはないと思うのです。それらの蓄積が、ある時、効いてくる時があります。

もちろん、すべてが効いてくるわけではありません。それでも、何かしら、効いてくる時があるのです。

ならば、その効いてくるものを効率よくピックアップできる人が優秀な人?有能な人? ひょっとして天才?
そうでない自分はダメダメ君?

そんなことはありません。そんな効率よくできるものとは、私は思いません。

これでもか、これでもか....という蓄積の先に見えてくるものがあるのだと私は思います。

(本稿は2023年に公開した記事の再掲です。)画像のタイトルを入れてください