(本稿は2024年に掲載したものの再掲です。)

以下の記事が目に留まりました。

TOPPANの新規事業、実現のコツは「すぐ絵にすること」
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC137960T10C24A5000000/

>「TOPPANは創業時は5人しかいないベンチャー企業でした。ですから、今でもベンチャー精神は旺盛で、新しいことに積極的です。かつては海外のお札や切手の印刷もしました。インターネットが普及して、1997年には日本地図の検索サービス『Mapion(マピオン)』を立ち上げたり、最近ではメタバース事業としてビジネス向けメタバースサービス基盤の『MiraVerse(ミラバース)』やアバターの真正性を証明する『AVATECT(アバテクト)』などを始めています」

TOPPANはベンチャー精神旺盛な会社なのですね。

>「インターネットがかなり浸透してきた2000年に、第2の創業ということで全社規模で新規事業のアイデアの募集がありました。そこで、それまで構想を練っていた『Shufoo!』を提案したのです。ところが、なぜか不合格。周囲からは『印刷会社が印刷しなくてどうする』とも言われました」

これは「あるある」ですね。でも、事業は立ち上がった。

>「不合格ではあったのですが、私は成功すると確信しており、そのころ所属していた関西支社で細々と始めてみたのです。実績で示さないと進まないと考えたからです」

細々と、許される範囲で始める。これはポイントですね。

>「成功する事業は、発想に意外性がありながらも、納得感も得られるものなのです。誰でも思いつくものは、既に誰かが始めているでしょうから意外性は大切なのですが、とはいえ納得してもらえなければ、そこで終わりです。『意外だけど、それってあるよなあ』と言われるようなアイデアが成功します」

奥が深いです。非常に難しいのですが、そうなんです。

>「入社してから20年、営業の部署にいました。営業は売るために、いろいろ考えないといけません。印刷会社の数が多くて競争が激しかったので、面白い提案をしないと顧客は注文してくれません。毎日、必死で考えていました」

まず、必死に考える。そうなんです。

>「その時、考えるだけではアイデアは生まれないので、とにかく様々な場所に足を運びましたし、数多くのイベントに顔を出し、会合や業界団体の活動などにも参加しました。興味が湧くままに遊び心で行きました。TOPPANデジタルも事業改革をデジタルで行うわけですが、単なるデジタル化では人は幸せになりません。大事なのは遊び心です。人を幸せにする工夫はちょっとした遊び心から生まれると思います」

そして、とにかく、足を運ぶ。これです。

>「思いついたら、すぐに絵にすることです。プレーヤーは誰なのか、誰が誰に対して何をするのか、周りにいるプレーヤーは誰か。その関係を下手な絵でいいので書いてみるのです。絵ができたら、人に話を聞きに行きます。すると『そうなんだよ、そこが面倒なんだよ』と言うのですが、面倒なので人はそのままにしています。誰も手を付けないこの課題を解決すればビジネスになります」

これは有効ですね。

>「新しい事業を思いついたとき、必ず自分の中に確信はあります。世の中の流れを見ていると見えてきます。もちろん、見えているのは私だけではありません。そういう目で周りを見ると、考えている人はちゃんと次の手を打っているのが分かります。だから、その意識を持つ人たちと連携していけば間違いなく世の中は変わりますし、まだいっぱいチャンスはあります」

「その意識を持つ人」を見つけることは本当に大変です。ですが、やらなくてはならないのですね。

>「0から1を作るのも大変ですが、1を10にするのも大変です。この段階は、まだ誰も理解してくれていません。だから自分で大きくするしかないのです。成功を確信している自分が説明するから理解が得られて、10まで育てられます。この時に自らお客様を回ることで事業の軌道修正、ブラッシュアップもはかられます」

10までは自ら動くことがどうしても必要だということですね。

「なんとか10にしたら、次は100を目指すわけですが、100にする時はもう自分一人ではできません。ビジネスモデルを大きく展開して、桁を増やす方法を考え出さないといけません」

そして、10を超えたら、自分だけではなく…となる。

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