新市場はB2Bから立ち上がるということはふつ〜に常識として知られていると思っていたのですが、そうでもないのかな?と思うことがあります。

最終的には市場の果実を刈り取るために、マス市場でマジョリティを占めるであろう"C"向けにたどり着きたいのですが、市場の立ち上がりはB2Bから始まるのは法則レベルに近いもので、これにさからうことはできないと言ってもよいと思います。

では、"C"向けの市場が立ち上がったら、そこでシェアを穫ればいいではないかという声が出そうです。国家経済レベルの仕掛けの下で、補助金をたくさんもらって、税優遇を受けてということができるのであれば、それもありとは思いますが....です。

もう一つの視点はシェアをどこで確保するか。

10%シェアを目標として、仮置きしますので
10社のB2B顧客に売って、10%シェア。
100社のB2Cチャネルを通して売って10%シェア。

ちょっとわざと極端な比較にしましたが......
設けが多いのはどちらでしょう?

そんなの決まってるよ!という声が聞こえてきます。

ですが、新規事業の現場では、これを忘れてないかい?と思わされる場面に出くわします。

だから、こうして、当たり前のことをわざわざ言語化する必要があるのです。

(本稿は2023年に公開した記事の再掲です。)画像のタイトルを入れてください