こんにちは、入江です。

プログラミングを勉強しだしたころ、知れば知るほど、
あれもこれも覚えなきゃ・・・と学ぶ範囲の大きさにガクゼンとしました。

でも、十数年エンジニアをやってきて言えること。

それは「今」覚えなくてもいいものです。
目的なく、すべてを覚えようとしても時間のムダにしかなりません。

「プログラミング学習」を1ヶ月以上している人に、ぜひ読んでいただきたいです。
この記事を読むことで、効率的にプログラミングスキルを上げる方法がわかります。

目的もなく覚えても使えない、忘れる

プログラミングの言語もライブラリも開発環境も日進月歩。
日々、新しくアップデートされつづけています。
それらをすべて覚えていくのは、はっきりいって無理です。

だから最初から勉強して覚えようとするのではなく、
必要な時に調べて使えればOKです。
まずはググって調べる技術だけで大丈夫。

かつての僕は、技術力を上げようとプログラミングの本を
買い漁って読んでいました。いろんな言語も知っておこうとか
ツールも使い方を詳しく全部知っておこうとか。

でも結局は読んでも覚えることができませんでした。
読んでもそれで力になるわけじゃありません。
技術を使ってみるまでは、決して身につきません。

勉強するだけでインプットしたままでは、
勉強したつもりになっているだけで、力にはなっていません。
だから、すぐに忘れてしまいます。

目的から逆算して覚えるほうがいい

目的から逆算して必要な技術を覚えるのがおすすめです。
これは僕の体験からもしっかり血肉になりました。

僕は制作会社につとめていたのですが、その頃は
新しい案件がはいってきますが、その中にはやったことがない
技術要件も当然はいってきます。

そこで入ってきてから必死に調べてつくっていくんですが、
頭に汗をかいて苦労した代わりに、終わったらしっかり自分の力になって残りました。

自分で考えて調べてつくったからです。
この「自分の意思で考えてつくる」というのがポイントだと思います。

新しく入ってきたものを受け入れて勉強していた結果
そのおかげで、デザイン、コーディング、インフラ、アプリ...
など自然とスキルを習得していけました。

例えば、最初からインフラスキルを習得しようとして本を買っても
絶対に挫折していただろうという自信があります。

プログラミングが面白くなるのは、自分の意図通りに動かせたとき

そもそも、プログラミング学習に挫折してしまうのは「面白くない」からです。
面白さを味わってしまえば、あとはかんたんです。

そして面白さを味わうには、「自分の意思で考えてつくった」ものが動いたときです。
はじめて自分の意図通りに完璧に動いたときの喜びは忘れられません。
これこそがプログラミングの楽しさだと思います。

この楽しさを味わうためには、教科書や教材のようなものを
読んで人から与えられるものを受け身でこなすのではなく
自分でつくりたいものをつくってみることでこそ獲得できます。

もちろん基礎力は必要。だけど1ヶ月で終わらせる。

もちろん基礎力は必要です。
なにもわからなすぎる状態でいきなりつくろうとしても、
何から手を付けていいかわかりません。

progateやUdemy、本、学習教材などをひととおりやってみるのがいいですね。
ただ、これに時間をかけないことです。基礎は一ヶ月でいいと思います。
そして、この段階ですべて理解する必要はないです。

それをやろうとすると、いつまでたっても学習が終わらなくなってしまいます。
プログラミングの楽しさを知る前に、終わってしまう。

さらっと一周したら、つぎは実戦にはいりましょう。
とはいえ、いきなりの実践にはいると、いろんな壁にぶつかることでしょう。

そこでメンターについってもらうと基本は自分の力で取り組んでみて
ダメだったらヒントをもらうとか、教えてもらうことで本当に生きた
スキルが身についていくのではないかと思います。

目的から逆算してプログラミングを学ぼう

目的のない学習は身につきません。

1ヶ月集中して基礎に取り組んだら思い切って勉強から離れましょう。
そこからは実践です。

アウトプットで必要な技術をそのときに調べて覚えていくことで
ムダな学習時間を省けますし、身につきます。

自分で企画・設計をして開発してプログラミングの楽しさを味わいましょう。