ランディングページの改善方法_ユーザー行動を計測し改善案検討とツールの紹介
相談内容
- ランディングページの効果測定の方法
- 訪問者の滞在時間の見方が合っているかの確認
- ディスプレイネットワーク設定とその効果について
- 他により効果的な分析方法はあるのか?
- 滞在時間を見るためのウェブサイトの設定でよい案はあるか?
対応した内容
回答内容
まとめ
- 効果測定の定義
- ヒートマップ Clarity の導入
- Googleオプティマイズ の導入
- 効果測定の例
改善
効果測定の定義
Webサイトはユーザーの行動で効果測定をします。下記が主です。
- ページビュー 閲覧されているか
- スクロール 最下部までスクロールしているか
- クリック クリックしてほしい箇所をクリックしているか
- コンバージョン お問合せなどサイトゴールの行動しているか
上記をGoogleアナリティクス(GA)やGoogleタグマネージャー(GTM)で
設定/計測し、分析します。
GA4の初期設定ですと
- ページビュー(表示回数)という指標で計測する
- scroll(スクロール、ページ90%まで)がイベント計測できる
GA4やGTMの設定をすると、下記が計測できます。
- 特定ボタンのクリック
- コンバージョン
滞在時間について
滞在時間も関心度としては、1つの指標です。
ただ、コンバージョンの手前の行動をしているわけではないので、最重要ではないです。
滞在が長いひとは次のことが考えられます。
- 関心のあるひと
- 画面がただ開いているひと
- 読みづらくて滞在が長いひと
滞在時間が長い=コンバージョンに近いひと、ではありません。
早く問い合わせしたい方は、滞在時間が短いこともあり、滞在時間では捉えられません。
ヒートマップ Clarity の導入
ユーザーが実際にどう行動しているかを、下記で分析できます。
- スクロール(各セクションでのスクロール具合)
- クリック(どこがクリックされたか)
- レコーディング(録画してユーザーの閲覧をそのまま確認できる)
こちらをいれて、実際のユーザーの反応を確認すると良いです。
Googleオプティマイズ の導入
- 実際のGoogleオプティマイズの画面、ABテストの一例で改善と効果測定のデータを共有し解説
- ここままでで、課題発見と、仮説立て、改善施策の検討、効果測定までができるイメージの理解
効果測定の例
1.ユーザーのコンバージョンまでの行動で計測できる箇所を集計
2.コンバージョンに近い箇所から修正
3.離脱の多い箇所を修正
ページ遷移が、下記の流れの場合、各ページの計測
1.ランディングページ(LP)
2.フォーム入力
3.フォーム確認ページ
4.フォーム完了ページ(コンバージョン)
修正
1.コンバージョンに近い箇所から修正
2.フォーム確認、フォームの入力のユーザー行動、LPの順で確認
3.離脱の多い箇所を修正
ページ単位ですと、下記の流れの場合、各ページの計測
- スクロール
- クリック
- コンバージョン
修正(ランディングページ)
1.コンバージョンに近い箇所から修正
2.CTAがクリックされているか、
3.離脱の多い箇所を修正
- ファーストビュー(FV)で離脱されやすいので、できるだけ訴求
- レコーディングで閲覧行動を確認し、該当コンテンツの修正
修正(フォームページ)
- どこまで入力しているか把握し、項目の調整、リードパートの調整
-
- 不安の解消
-
- ポジティブの提案
最終結果
- 効果測定の手順の整理ができた
- Clarity導入で、ファーストビューでの離脱率の高さに気づく
- 滞在時間での判断が選択肢として優先度が低いことも理解いただく
- ファーストビューの改善を着手すること
メッセージ
Webサイトもランディングページも修正のセオリーがあります。
ユーザー行動を想定し、計測ツールでその行動が計測できるもので効果測定します。
上記で、課題発見と、仮説立て、改善施策の検討はできます。
あとは、この流れで重要な箇所から進めていけば改善運用はできます。
お気軽にご相談ください
詳細や自サイトで解説意見交換したい方は、
お気軽に下記 「メッセージを送る」 をクリックしてご相談ください。
定期的に情報発信するので、お気軽に 「フォロー」 してください。