書籍:チームのことだけ、考えたからの学び

退職した人が再入社しやすくする制度

  • 背景:若手の社員がベンチャーへ転職するようになった。理由は、自分の思い通りにチャレンジする機会を設けられなかったから
  • 復帰を可能とする期間は、育児/介護休暇と同じく最長6年間。若いメンバーが利用することを想定し、退職時の年齢が35歳以下という条件を付けた。退職の理由は転職・留学など何でも良いとした。

制度を利用するステップ

  • 退職の意思表示をしたあと、人事面談にて「育自分休暇」にするかどうかを確認
  • 社長が承認し、再就職パスポートを発行して手渡す。
  • 復職時は社長の前で成長の成果を報告し、それに基づき雇用条件を決定する。

制度に関する青野さんの考え方

  • この制度があるかどうかに関わらず、社内でチャレンジできる環境を提供したい
  • 一方で人が成長するプロセスは様々。青野さん自身が起業前に松下電工で経験したことはスキル形成に大きな礎となっている。一旦、社外に出て違うスキルや文化を吸収したメンバーが帰ってきてくれることは心強い。そんな求心力のある会社でありたいと思っている。