こんにちは、かふぇおれです!

 

今回は、VBAを始めた人が最初に覚えるであろうIf構文についての紹介をします。

If構文を覚えてしまえば、組み合わせるだけで様々なパターンの処理をさせることが出来るようになります。

それではさっそく、いってみましょう!

 

〇If構文
まずは、If構文の書き方を見ていきましょう!

If <条件> Then
<処理1>
(Else>)
(<処理2>)
End If

※( )内は省略可能
※< >内は実際のコードを記述

If文はこのような形で記述します。

〇解説
それでは、一つ一つ見ていきましょう!
・If 〜 End If
 If構文に限らずVBAの構文は、構文の始まり部分を示すキーワードと終わりを示すキーワードがセットになっています。
人間はパッと見た感じで「ここからここまでがIfを使ったコードか〜」と読み取る事が出来ますが、コンピュータはそれが出来ないため始まりと終わりを示すためのキーワードを書いてあげる必要があります。

・Then
 これはIf構文の条件用のコードと処理用のコードを区別するために使用します。これもコードをパッと見ただけでは理解できないコンピュータのために書いてあげるキーワードになります。コンピュータは、If 〜 Then の間にあるコードを条件として読み取り、Then 〜 End If の間にあるコードを処理するコードとして読み取ります。

・Else
 これもコンピュータのために書くキーワードになります。最初の条件に当てはまらなかった場合に行う処理を記述したい時に用いるキーワードです。このElseは、条件に合致しなかった場合に何もして欲しくないのであれば省略する事も可能です。

 

〇覚えるためワンポイント!
 さて、ここまで読んで頂いた方はIf構文について、形くらいは理解してもらえたかと思います。
 しかし、こういう文章は、ただ覚えただけだと、いざ使おうと思った時に「あれ?どうやって書くんだっけ?」ってなる事がよくあることだと思います。
例えて言うなら、徹夜して数学の公式を覚えたけど、テストの時にはどんな公式だったか覚えてない…みたいな感じです笑

 ここまで読んで頂いた読者の方には、ぜひVBAのエキスパートになって欲しいので、覚え方を紹介します!

 簡単です!ストーリーとして覚えてしまえばいいのです!子供の頃にお母さんに読み聞かせしてもらった桃太郎を暗記してる人はいないと思います。笑
 それと同じで、人はストーリーがあると覚えられるんです!

 If構文のストーリーはこんな感じです。

「もしこうならこうする、そうじゃなければこうする」

このストーリーを唱えながら(もちろん、心の中で笑)キーワードや条件/処理のコードを入力していきます。

「もし(Ifを入力)こう(条件を入力)なら(Thenを入力)こうする(処理を入力)、そうじゃなければ(Elseを入力)こうする(処理を入力)。(End Ifを入力)」

こんな感じでストーリーを思い浮かべながら入力していくことで、誰でも簡単にIf構文を書くことが出来るようになります!

ぜひ試して見てください!