新規事業おじさん®のつぶやき Vol.454 ソニーの新規事業創出プログラム「SSAP」で多くの事業立ち上げに関わり見えてきた
(本稿は2024年に掲載したものの再掲です。)
以下の記事が目に留まりました。
ソニーの新規事業創出プログラム「SSAP」で多くの事業立ち上げに関わり見えてきた、大企業が新規事業を立ち上げる価値とその秘訣
https://xtech.mec.co.jp/articles/10478
ポイントとして、以下が挙げられています。
>・SSAPは、ソニーグループ内の新規事業の発掘・育成を目的にスタートしたプログラムで、現在は社内外の新規事業創出を支援している。
・社内起業は事業創出だけでなく、挑戦する風土や人材育成などにも効果がある。
・新規事業の成功には、外部知見の活用と全社的な受け皿作りが不可欠である。
・新規事業への挑戦は、変化対応力を養い、組織全体の底上げにつながる。
どれも、納得のいくメッセージですね。
>オープンイノベーションの観点で言うと、SSAPを社外向けに提供する意義は他にもあります。ソニーグループの中だけで閉じるより、様々な企業を支援しコラボレーションしたほうが、よりイノベーションを起こしやすい。社外にもプログラムを展開した方が、社会の役に立てると感じたことも社外にサービスを提供する理由の一つです。
この視点は大変重要だと思います。
>新しいことにチャレンジしたい社員が一定数いたとしても、社内公募などの受け皿がなければ、どれだけの社員が挑戦したいのかも把握できません。SSAPのようなプログラムがあるだけで、挑戦を望む社員の数が可視化されます。また、チャレンジする社員の姿を社内イントラで広報することで、ポジティブな連鎖が生まれる副次効果も期待できるでしょう。
確かに。
>例えば、社員を巻き込んで事業開発をやっていくタイプの企業なら適切なトレーニングプログラムが欠かせません。プロジェクトを支援するメンターやアクセラレーターも必要になるでしょう。我流で挑戦してもほとんどの場合、失敗します。仮にうまくいったとしてもそれは偶然で再現性がありません。大切なことは必要な支援がプログラムに組み込まれているかどうか。そこに対しての振り返りや定期的なメンテナンスは行うべきですね。
そうなんです。
>もちろん事業の立ち上げ経験があり、教えられる人がいれば社内でやればいいと思います。ただ、社内にメンターやアクセラレーターがいないのであれば、外部から引っ張った方がいい。多くの場合、事業の立ち上げにゆっくり時間をかける余裕はないと思うので、外から知見のある人を入れて支援を受けた方が確実だと思います。
この通りなんです。
私が新規事業おじさん®事業立ち上げを決めたきっかけはこのことを明確に認識したこと、中にわかる人がいなくて苦労している若い人たちが私のところに何人か相談に来てくれたことでした。
以下、いくつか、重要なポイントが挙げられています。
>大切なことは、ノウハウをプロジェクト内だけに蓄積しないことです。
>事業単体ではなく、会社全体との連動を考えてプログラムを設計しないと、いずれどこかで事業開発が頓挫する恐れがあります。
>新規事業の受け皿を用意すること。
>事業創出に2、3年かかることは珍しいことではありません。だからこそ継続する覚悟と、継続性や再現性を持った仕組み、そして定性的な成果をアピールすることが重要です。
>「既存事業と新規事業は別物である」と認識した上で、どのタイミングで受け皿となる既存事業体に引き渡すかまで設計する。
いかがでしょうか。どれも大事なことなのですが、本当にやろうとすると、大変なことばかり。でも、やらないといけない。
そして、最後のメッセージが心に染み入ります。
>既存事業と新規事業の違いは、働き方の違いにもつながると思っています。既存事業には一定の規模があり、社員一人ひとりのタスクが細分化されています。一人の社員が見る範囲は限定的で、逆にそれが効率の良い仕組みになっている。一方でマーケットを直接感じる機会は決して多くはないですよね。ビジネス全体感を見ることが少ないので、世の中の変化を敏感に感じ取り、変化にスムーズに対応していく能力は養われにくいのかもしれません。
>一方、新規事業だとマーケットも見るし、ソリューションも作る。一人が幅広く全体を見るので、小さいながらもエンドトゥエンドの経験ができます。
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