「この人の言う通りにやればうまくいくはず!」
「私のやり方、これで合ってるのかな?誰かにOKって言ってほしい…」

自己実現に向けて行動していると
こんなふうに“正解”を求めたくなる瞬間って
ありませんか?

私が実は結構そのタイプだったりします

正解探しって「依存的でよくないこと」
というイメージが私にはあるんですが
正解を求めることにはメリットもデメリットも
両方あるみたいなんです

正解を求めることのメリット
1.安心感が得られる
「これで大丈夫」と思えるだけで、不安が軽くなる
人は不確実さを嫌う生き物なので、“正解”があると安心できるそうです

2.行動のハードルが下がる
ゼロから考えるより
誰かのやり方を真似する方が早く動けます
とりあえず動き出すには有効と考えられます

3.学習効率が高まる
誰かの正解をなぞることは「モデリング」といって
学習心理学でも効果的な方法だそうです
まずは型を覚えて基礎を固められるそうです

デメリット
1.他人に依存してしまう
「誰かの正解がなければ動けない」という状態になって
自分で選ぶ力が弱まる

2.自己否定につながる
正解通りにやってもうまくいかないと
「私がダメだからだ」と感じてしまう

3.自分の幸せを見失う
自己実現は「私にとっての理想を叶えること」なので
他人の正解が必ずしも自分に合うとは限らない

こうしてみてみると「正解を求めること」自体は
ただただ悪いことと捉えなくてもいいようです
行動のきっかけ、安心の土台としては役立ちます

ただ、そのままだと
依存や自己否定につながる可能性があるので

最初は正解を頼っていいけど
最終的には“自分にとっての正解”をつくる

というのが大切なのかもと思いました

私にとっての正解はなんだろう?の視点を
忘れずにいたいなと思います