深夜3時にスマホが鳴った。「処理0件」。— 監視と通知を入れたら事故が半分になった話
深夜3時にスマホが鳴った。「処理0件」。寝落ちした僕の代わりに、通知が仕事をしてた。
自動化を始めて最初の3ヶ月、一番怖かったのは「壊れてることに気づかない」こと。
夜中に仕組みを動かして、朝起きたら処理が0件。原因は相手のサイトが3時にメンテしてたから。僕の仕組みは「相手が動いてる前提」でしか作ってなかった。
手作業なら「あれ、開けない」ってすぐ分かる。自動だと「動いてるはず」で寝て、朝起きて絶望する。 これが3回続いて、さすがに学んだ。
「動いてるかどうか」を教えてくれる仕組みが必要だ。
監視 1:「0件=異常」を通知に変えた
最初にやったのは、めちゃくちゃシンプルなこと。
処理が終わったあと、結果が0件だったらスマホに通知を送る。LINE通知でもメールでもいい。「取得データ: 0件。確認してください」って1行送るだけ。
「何も起きてない」が一番怖い。 10件取れるはずの処理で0件なら、何かがおかしい。それを寝てる間に教えてくれるだけで、朝の対応が4時間早くなった。
以前:朝9時に気づく → 対応開始 → 午後にやっと復旧
以後:深夜3時に通知 → 朝6時に対応 → 9時には完了
▶ 持ち帰りポイント
自動化するなら「壊れたら通知」がセット。まずは「結果が0件ならスマホに教える」だけ。 5行で書ける。これだけで夜中の事故に朝イチで対応できる。
監視 2:エラーを「種類別」に分けたら、対応が10分になった
通知を入れたら、今度は「通知が多すぎて何が起きてるか分からない」問題が出た。
「エラーが発生しました」だけの通知。開いても何も分からない。結局パソコンの前に座ってログを読む。夜中に。
エラーを分類した。
- ネットワーク切断 → 5分待って自動リトライ
- 相手サイトのメンテ → 何もしないで朝まで待つ
- ログイン切れ → 手動でログインし直す
- 想定外のエラー → 即座に確認が必要
通知にエラーの種類を書くようにしたら、スマホの通知を見るだけで「今すぐ対応」か「朝でいい」か判断できるようになった。 夜中に起きてパソコン開く回数が月12回から月2回に減った。
▶ 持ち帰りポイント
通知には「何が起きたか」と「今すぐ必要か」を書く。 「エラーです」だけの通知は通知じゃない。「ネットワーク切断。自動リトライ中。対応不要」まで書けば、安心して寝られる。
監視 3:壊れたら「自動で直す」仕組みをもう1個作った
通知の次は、そもそも人間が対応しなくても直る仕組み。
プリンターが夜中にオフラインになる問題。3週間調べた結果、パソコンが「反応遅い」と判断して勝手にオフにしてた。
5分ごとにプリンターの状態を確認して、オフラインだったら自動でオンに戻すスクリプトを作った。
仕組みを見張る仕組み。 これで深夜のプリンター障害がゼロになった。
犯人が分かったときの感想:「お前かよ」
よくある障害のパターン:
- PCがスリープ → スリープ無効に設定
- Wi-Fiが切れる → 有線LANに変更
- プリンターがオフライン → 5分ごとに自動復帰
- ブラウザのセッション切れ → 定期的に自動ログイン
全部、「壊れたら自動で直す」スクリプトで対応した。
▶ 持ち帰りポイント
人間が直す前に、機械に直させる。 「5分ごとに状態を確認して、おかしかったら直す」だけ。これで深夜に叩き起こされることがなくなる。
監視 4:週1回の「健康診断」で大事故を防ぐ
毎日動いてるからOK、じゃない。
ある日、3ヶ月前から処理件数がじわじわ減ってることに気づいた。毎日動いてはいた。でも取得できるデータが100件から80件、60件と減っていた。「動いてる」と「正しく動いてる」は別物。
週1回、数字をまとめてチェックする時間を作った。15分。処理件数、エラー回数、処理時間の推移を見る。
週1回15分の健康診断で、月1回の大事故を防いでる。
▶ 持ち帰りポイント
自動化は「動いてるから放置」が一番危険。週15分でいいから数字を確認する。 「先週と比べて減ってないか」だけ見ればいい。大事故は「じわじわ悪化」の先にある。
監視を入れて変わった5つのこと
Before: 朝起きて「うわ、止まってる」。夜中に叩き起こされる。常に不安。
After: 通知が来なければ安心。来ても種類を見て判断。週15分のチェックだけ。
- 「0件=異常」を通知にしろ。 何も起きてないのが一番怖い
- 通知には種類を書け。 「今すぐ」か「朝でいい」か判断できるように
- 壊れたら自動で直す仕組みを入れろ。 夜中に起きなくて済む
- 物理の敵を舐めるな。 Wi-Fi、プリンター、スリープが最大の敵
- 週15分の健康診断で大事故を防げ。 放置が一番危ない
自動化の安心感は、仕組みが動いてることじゃない。壊れたときに気づける仕組みがあること。
— 深夜3時のLINE通知が、僕の睡眠を守ってる。 —

