「キャリアに迷ったとき、自己分析より先にやるべきこと」
キャリアで迷ったとき、多くの人が最初にやることは「自己分析」です。
本を読んで、強みを書き出して、価値観シートを埋めて——でも、それをやり終えた後も「で、どうすればいいの?」という感覚が残る。
自己分析をしても変わらないのは、やり方が間違っているのではなく、順番が違うからだと思っています。
先にやるべきは「現状の棚卸し」
「なぜ今の状況に満足できていないのか」が言葉になっていない状態で自己分析を始めると、強みや価値観を見つけても「それを使って何がしたいか」にたどり着けません。
まずやることは「今、何が満たされていないか」を特定することです。
「仕事がつまらない」「上司が合わない」ではなく、もう一段深いところ——
自分の裁量で動ける場面がない
成長している感覚が得られない
やっていることと、大事にしたいことがズレている
こういう言葉で言えると、次のステップが見えてきます。
なぜ一人では難しいか
「今の状況が嫌」という感情があるときは、頭の中がその感情でいっぱいになります。
自己分析は「客観的に自分を見る」作業なので、感情が強い状態でやろうとすると、うまく機能しない。
誰かに問いを立ててもらいながら話すと、一人では出てこなかった言葉が出てきやすくなります。
それがメンタリングや対話を使う理由のひとつです。
まとめ
キャリアに迷ったときの順番:
1:今の状況で何が満たされていないかを言葉にする
2:自分が大事にしている価値観・パターンを掘り出す
3:その2つを使って、選択肢を絞る
「自己分析をしたけど変わらない」という方は、たいていステップ1が抜けています。

