(ご依頼当時)1週間後に迫った英検準1級に合格するため、ライティングの指導をお願いしたい。

対応した内容

まず英語を勉強する目的、また英検準1級に合格したい理由について確認しました。

その後、1週間という短期間で英検準1級の合格ラインへ到達することは難しいこと、ライティング自体も短期間で成長するとは限らないことをご説明の上、それでも合格に向けて短期間でも勉強することは価値があるとして、近視眼的な付け焼き刃のやり方ではなく、あくまで土台となる英語力やライティングに必要な思考力を伸ばすように指導を行いました。

一週間の間、英語でライティングを書いてもらい、それについて英文法的なエラーを確認の上、テキストとしての論理構造のエラーや論理の飛躍の指摘、また要約問題における取り違えの指摘などを通じて指導を行いました。

最終結果

英検準1級に合格したというご報告を頂きました。テンプレート的な書き方ではなく、あくまで英文を書くことそのものの能力を高めたことが功を奏し、ライティング部分で大きな減点がなかったことが主な勝因となっているようです。

メッセージ

英語を学ぶ上では、それを学ぶ理由を明確にし、適切なアプローチをとることが『効率の良い勉強』であると言えます。一方で、例えばライティングにおけるテンプレートを覚えるとか、『こういう選択肢は本文を読むまでもなく間違い』という話を延々と仕入れるといったようなことは付け焼き刃に過ぎません。

英語とは言語であり、その勉強は本質に迫るものでなければ、結果として身につくことはありません。流行り廃りのある勉強方法ではなく、クラシックだからこそ効果が期待できる勉強方法を、個々人に合ったアプローチと合わせてご提案させて頂いております。