最近、未経験エンジニアの人で以下のような構成をやりたい人が多く見られます。

  • Rails
  • AWS
  • Docker
  • CircleCI

もちろん出来るに越したことはありませんが中途半端にAWS、Dockerを学ぶくらいならコーディングに時間を割く方が効果的だと思います。

理由

就職後、いきなりインフラを触る事はほとんどない

まともな会社であれば就職していきなり未経験エンジニアにインフラを触らせるようなことはないでしょう。

インフラは設定をミスれば一発でサービスが落ちる危険性があります。

まずはコーディング中心のタスクが主になる事がほとんどだと思うのでそこで躓かないためにもコーディングを中心に勉強するべきです。

Herokuで十分

余計なお金もかからないですし自動デプロイも簡単なのでHerokuで十分です。

Dockerをただ動かしただけのインフラが作れたところで評価されることほぼありません。

環境を構築し自分で足りないところも明確に把握できる技術力があるならやった方が就職時にも有利です。

優先すべきこと

エラーメッセージの読み方

最初の頃は簡単なエラーが大半なのでエラーメッセージが読めれば大体の事は解決出来ます。

なので言語やフレームワークが出すエラーメッセージは読めるようになりましょう。

ユニットテスト、CI

Railsであればrspecなどテスティングフレームワークがあります。

ブラウザでポチポチ触るよりバグの発見が楽になったり変更によって既存の処理が壊れる事も検知できるのでユニットテスト、コミット毎に実行できるようにCI(CircleCI等)は使えるようになっておきましょう。

ポートフォリオのクオリティを上げる

これは面接官によって何を評価するかによって変わってきますが個人的にはポートフォリオ自体のアイディアはあまり重視しません。企画として雇おうとしているわけでは無いからです。

奇抜なアイディアだけのポートフォリオよりもありふれたサービス内容でもクオリティが本物と遜色ない程度まで作り込まれていればそちらを評価します。

なぜならそこまでは出来る人だというのが分かるからです。

開発日誌を付ける

個人的に最も重要視しているのがコレです。

ポートフォリオを作る上で分からない点などが多々あると思いますがそれらをどうやって解決したのかをまとめたブログなどを作ると良いでしょう。

面接官が見れば日々勉強しながら着実に進む力があることを分かってくれます。

近道はないので地道にやっていきましょう。