新規事業おじさんのつぶやき Vol.375 「デジタルエシックス」という視点とは
(本稿は2024年に掲載したものの再掲です。)
以下の記事が目に留まりました。
競争力が落ち込む日本へ技術力とともに必要な処方箋。「デジタルエシックス」という視点とは
https://dhbr.diamond.jp/articles/-/10424
>「日本企業には、組織やプロジェクトのサイロ化問題があります。縦割り文化で、システムもそれぞれの組織によって異なる場合が多く、多層下請け構造で情報も共有されにくい。その結果、業務がブラックボックス化し、デジタル化の加速を阻む要因にもなっています」
これは何10年かかっても変わらないですねえ。
>今岡氏は日本企業挽回のカギを握るのは「デジタルエシックス」だと言い切る。
何ですと???
>「デジタル化を進めるうえで倫理的観点が必要だと言うと、“守り”の印象が強く、ビジネスのスピードを低下させる要因になりかねないと考える人もいますが、そうではありません。倫理に取り組むことで、組織間で対話が活性化するなどして、よりよい製品をつくるアドバンテージになります。さらに、デジタルエシックスは、デジタルデバイドの解消にも役立ちますし、アジャイルガバナンスにも通じていきます」
何だって???
>「昨今広まっている『パーパス経営』においては、単に技術や製品を売るのではなく、自社の存在意義を明確化し、社会貢献を軸に事業を展開することが重要となっています。ただ、企業らしさを発揮しながら技術開発を行う時には、社会的視点やプライバシーなど、さまざまな場面で判断に迷うこともある。その際の指針となるのがデジタルエシックスです。パーパスに基づいたぶれない倫理観によって、急がば回れのようなことがあっても、結果として開発のスピードをさらに速め、自社の強みを発揮することができるのです」
ようやくわかってきた??
>「誰もやっていないことを『やらないデメリット』と『やることのバリュー』を検討する際、デジタルエシックスは役立ちます。なぜならそれは、自社の大切な価値観であり、結論を出す羅針盤になるからです」と指摘する。
そうなんだ!
>「私は、顔認証の専門家として新たな技術開発に携わってきました。技術的には、日本はけっして海外に比べ遅れているとは思いません。ただ、その技術を社会に実装するためにはプライバシーなどの解決しなければならない倫理的観点に意識を向ける必要がありました」
そういう背景があったのですね。
>「海外のデジタルエシックスの潮流として、基本的人権、民主主義のリスクから、人類の安全性へと関心がシフトしています。つまり、生成AI等の急激な利用拡大により、いままで存在しなかった革新的な製品・サービスなどイノベーション創出への期待と可能性がある一方で、AIの兵器利用やデジタル技術の意図しない使われ方、デジタルエコシステムを構成する要素のブラックボックス化やマルチエージェントシステムの高度化などによる社会システムや経済への創発的リスクをどう防ぐかという関心が広がっています。グローバルサウスは、特にプライバシーとデータ保護に着眼しているという特徴があります」
海外に後れを取っているということか。
>「事業がアクセルでエシックスはそのブレーキと考えられがちですが、そうではありません。最初からデジタルエシックスの考えを取り入れておけば、事業が足踏みすることもありません。その点では、デジタルエシックスは“守り”ではなく“攻め”のためのものなのです。この本は、デジタルエシックスのチェックリストではありません。ぜひ、皆さんで対話をして、日本版デジタルエシックスを生み出してほしいと願っています。多くの企業や公共機関が前向きに取り組むことで、日本全体を輝かせることができると信じています」
そうなんですね。

