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英語ができるようになりたい。自分の英語は中学レベルの社会人です。一体何から始めればいいですか?

今回はこういった疑問にお答えします!
最終的に「英語を話せるようになる」というゴールを設定している場合、次の順番で英語を学んでいくのがおすすめです。

  1. 発音トレーニング [発音]
  2. 英語音声のシャドーイング[発音]
  3. 英単語を覚える [英単語]
  4. 中学レベルの英文法のおさらい [英文法]
  5. 英語の言い回しを覚える[英語表現]
  6. 話す練習をする[英会話]

学習する目的によって途中の内容は変わってきますが、これから英語を学び始める!という人全員に「発音対策から始めよう」とアドバイスしています。

「何から勉強し始めればいいの?」とお困りの方の役に立てる内容だと嬉しいです!
それでは各勉強内容について詳しく解説していきます。

1. 発音トレーニング

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まず、発音トレーニングから学んでいきましょう。

発音トレーニングでは、アルファベットの発音の仕方、単語同士を繋げて発音するルールを学び、ネイティブらしい発音をできるようにします。

わざわざ発音から勉強を始める理由は、発音は「全ての英語力の土台」になるからです。
具体的には、

・発音が悪いとリスニングが永遠にできるようにならない
・発音ができないと英単語の発音もできない
・発音が悪いとネイティブに理解してもらえない

というように、発音という英語力の土台がないと、後から強化していく「聞き取り」「話す」といったスキルの上達を妨げてしまいます。

英語をこれから始めるなら、発音トレーニングをまず始めましょう。

2. 英語音声のシャドーイング

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発音トレーニングを一通り終えたら、英語の音声をシャドーイングしていきます。
シャドーイングとは、英語音声を聞きながら、自分で音声を真似して発音する練習方法です。

シャドーイングをすることで、英語独特のイントネーションや、抑揚の付け方を体得することができます。

発音トレーニングに続けてこのシャドーイングをすれば、発音スキルを相乗的に高めることができるため、この順番をおすすめしています。

3.英単語を覚える

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次に英単語をインプットしていきます。この段階でガッツリ暗記するというよりは、なんとなく知っている単語を増やすぐらいの気持ちでOKです。

ここで覚えきらなくとも、英語表現を覚えたり、英会話をしていく中で自然と語彙力は伸びていくからです。

英単語を覚えるときは声に出して発音までマルッと覚えましょう。

英会話をするためには、相手が発する英単語を聞き取る必要があります。
その場面を想定し、英単語を覚える段階から発音まで覚えてしまいましょう。

発音対策がしっかりできていれば、英単語を発音するのもそんなに難しくないと実感するはずです。

4. 中学レベルの英文法のおさらい

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中学レベルの英文法を、薄めの書籍で軽く復習しましょう。
軽く1周ぐらい本を読んでみるぐらいで問題ありません。

大学受験に出てくるような難解な文法を使いこなせなくても、英会話は問題ありません。
基本となる文法だけ「こうやって文章を組み立てるんだなぁー」と軽く思い出すための時間です。

5. 英語の言い回しを覚える

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発音、単語、文法と一通り英語に慣れ親しんできたら、頻出の英語表現をインプットしていきましょう。

おすすめの方法は、海外ドラマを見ることです。

実際、私も海外ドラマをたくさん見る中で、ネイティブがリアルでよく使う英語表現をインプットすることができました。

「発音対策をしていない」「英単語も全然わからない」状態だと、海外ドラマを見ても何も吸収することはできませんが、ちゃんと対策を済ませておけば海外ドラマで英語の言い回しを覚えることは可能です。

この後いよいよ「話す練習」に移りますが、海外ドラマの視聴は同時並行で続けて欲しいです。

なぜなら、海外ドラマを見れば見るほど、会話で使える英語表現バンクが豊富になるからです。

同じドラマを繰り返し見れば、定番表現の定着につながりますし、複数のドラマを見れば、それだけ多様な英語表現に触れることができます。

6. 話す練習をする

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最後に、英語を話す練習をしていきます。
ここまで言いたいことを英語で表現するという練習をしていませんので、「言いたいことが全然言えない・・」と驚くはず。

でも、練習を繰り返していく中で、確実に上達していくので安心してください!

具体的に、話す練習では次のことをします。

1. 英語日記トレーニング
2. 英語独り言
3. オンライン英会話でネイティブと会話する

① 英語日記トレーニングについて

英語日記を書いて、オンライン英会話で英語日記を添削してもらうトレーニングです。

いきなりネイティブ相手に、会話をするのは難しいもの。
会話では、瞬時に言いたいことを表現する必要があるからです。

そこで、まずは英語日記にトライしてみましょう。

日記なら、自分のペースでじっくり考えながら英文を作る練習ができます。
それをネイティブに添削してもらうことで、ナチュラルな英文を作れるようになっていきます。

② 英語独り言

文字通り、英語で独り言をするトレーニングです。
自分の好きなこと、悩んでいることなどについて、目の前に人がいるかのように英語で話してみましょう。

独り言をしてみると、「あれ、これどうやって表現するんだろう」と思う表現が必ず見つかります。

「わからない→調べる」を繰り返すことで、会話で使えるフレーズが増えていきます。

③ オンライン英会話でネイティブと会話する

オンライン英会話でネイティブとの会話をしてみましょう。
英語の独り言だけではなく、オンライン英会話をする理由は、瞬発力を鍛えるためです。

オンライン英会話では、自分の想定していない質問が飛んでくることもしばしば。
そんな想定外のシチュエーションでも、瞬間的に英語で表現する力が身につきます。

答えられなかった内容について復習することで、着実に表現の幅も広がります。

こちらで紹介した①、②、③のトレーニングを繰り返し行うことで、自由に英会話ができるようになります!

まとめ

今回は、英語を話せるようになるための、具体的な勉強手順についてご紹介しました!

1.発音トレーニング [発音]

2.英語音声のシャドーイング[発音]

3.英単語を覚える [英単語]

4.中学レベルの英文法のおさらい [英文法]

5.英語の言い回しを覚える[英語表現]

6.話す練習をする[英会話]

しかし、どの勉強法がぴったり合うかは個人差があります。
仕事をしている環境や、学習の目標が人によって様々だからです。

「自分はどうやって英語を勉強するのが正解なんだろう」と悩んでいる方、まずはお気軽にご相談ください!

あなたの状況やゴールに合わせて、ぴったりの学習方法を提案させていただきます^^