100万円もあれば、私の行っているケースなら終身で働けます。

『公共メンター』と言う名のメンタリング事業です。https://menta.work/plan/954

シェアリング・信用経済を活用します。以下に実モデルで仕組みを説明しましょう。

メンターはメンティー(メンタリングを受ける方)をサポートし、人生のゴールに向かって共に歩み、包括的にサポートする人です。メンターは人に喜ばれる仕事で、とても充実感があります。

なぜ『公共』なのか。世界に星の数ほどいるメンターですが、私のようなケースは少数派です。なぜならお金を頂かないからです。理由は長くなるので下記をお読みください。
 https://mikawaya1960.blogspot.com/2019/02/blog-post_14.html

人生をより豊かにしてくれるもの、それはお金ではない、とお金から自由になって気付きました。ではお金よりも大切なものは何か。50歳を過ぎてずっと考えてきました。やるなら幸せ創生ドミノ事業だな、そう気付きました。それが『公共メンター』です。

『公共メンター』としての必要十分条件は、

1.メンターは他には無いスキルと経験の分野があること
2.メンティーを信じ、指導・支援・保護を提供すること
3.メンティーに寄り添い、成功に寄与すること
4.メンティーが得たメソッドを無償でペイフォーワードすること
5.ICTやWebを最大限に活用すること

このなかで3.がポイントです。

メンティーは、目標あるいはゴールへ、メンターのサポートを受けて共に目指します。

人間は自分の満足より、人からの感謝により幸せを感じる生き物です。メンティーが幸せになってくれる事ほどメンターにとって嬉しことはありません。そして、お互いの立場は対等です。それには理由があります。ペイフォーワードだからです(後述)。

育ててくれた社会に何か恩返しをしたい。シニア層には私のようにそう思っている人は少なくないでしょう。特定分野のスキルと時間もお金もあって、生活にも困っていない人。ひとりでできるので、スキルフルで生活に余裕のあるシニアに『公共メンター』はうってつけの起業だと思います。

社会貢献・社会還元として行っているので、お金を頂かないのが『公共』が付くメンターの鉄則です。収益が発生しないので税金はかからず、確定申告すら必要ありません。広義で言えばボランティアですが、特定の事象をサポートするコーチングと異なり、特定の仕事やプロジェクトといった狭義ではなく、他人様の人生全部を包括してサポートするのがメンターなので、一般的なボランティアとは次元が異なります。このような図式です。

チューター << コーチ << メンター

スターウォーズで例えるなら、ルークとオービワンの関係と言えば分かり易いでしょう。ジェダイの上下関係/師弟制度との相違点はペイフォーワード、いわば水平方向への関係の広がりです。

「無償」で伝えていく。それはメンティーがサポートを通して得られた知識やメソッドであり、メンティーはそれを次の人に「無償で」伝えていきます。起点である私はお金を頂かない。すると、水平に広がっていく次のメンティーも自分がメンターになった時はお金を頂かない。

ひとりが2人、2人が4人、4人が16人、16人が256人、・・・。指数関数的に『公共メンター』は広がっていきます。ネズミ講のようですが、害の代わりに幸せを生むという意味で真逆です。これぞ幸せ創生ドミノ事業です。

無償という点で、そこには子を思う親の思い、無償の愛に近いかもしれません。そして育ててくれた日本と社会への深い感謝と還元です。

運転資金が必要です。私の場合は家庭内スポンサーが支えてくれています。つまり私にはパトロンが居るのですが、ご自身で余裕資金を持っているのならそれで賄っても良いでしょう。ゆえにここで「生活に余裕のあるシニア層」が意味を成してきます。もちろん若くして財を成し、生活に困らない方がご自身のスキルを社会にシェアするということもあるでしょうが、ある程度年齢を重ねてこないと人生丸ごとサポートするには足りません。

メンティーの募集はネットで行います。「無料で貴方のメンターになります」と公表すると「私をメンターして下さい」、と手を挙げてくる方が出てくるわけですが、私はMENTAというWebサービスでメンティーさんとのマッチングをしてます。メンティーとMENTAで出会い、ネット上でやり取りを重ねることで、実際にお会いするまで至るまでに、受けるか否かのフィルター(選別)がかかります。

相性は大切です。

実際会った時に互いの相性を計り、相性がよくない、サポートに値しないと判断した場合はお断りします。関係はフィフティ・フィフティ、対等です。メンターになる人なら、メンティーと話をして5分程で相性は分かるはずです。これでより質の高いメンタリングが行えます。

『公共メンター』は知識とスキルと時間をメンティーに投資し、未来を託し、社会をより良いものに変えていくシステムであることがこれでお分かりになったでしょう。そこではお金という資本主義・貨幣経済ではなく、シェアリング・信用経済への移行を促します。人と人とがお金で繋がるのではなく、心で繋がる社会システムへの移行です。