フリーランスの「自己責任」
こんにちは、はせかずです。
フリーランスは、全てが自己責任です。
それを、しんどいと思う方も多いようですが、私は、この「自己責任」という事を、「自分で全ての責任を取ることが出来る、ということ」と解釈していました。
フリーランスになる前のサラリーマン時代には、自分の失敗に対して、自分では責任を取れない、というシーンがよくありました。
不具合を出してしまった時などは、上司に同行してもらい、顧客にお詫びをしに行かねばなりません。20歳代の私が謝ったところで、顧客は納得しないからです。何かとても理不尽に思いましたが、そういうものなのでしょう。
フリーランスには上司はいませんので、自分が謝るのが、顧客に対してはMAXの礼儀になります。これは、当然の事なのですが、なんといいますか、とても気が楽でした。
自分のしてしまった失敗を、他人に謝ってもらう、責任を負ってもらうというのは、実に嫌なものです。
「失敗したら、自分が責任を取ればいいんでしょ!」という、開き直りにも似た考え方が当たり前になると、色々な挑戦も苦にならなくなり、仕事がとても楽しくなりました。
もちろん、問題は責任の取り方にありますので、時にはタダ働き余儀なくされることもありますが、それでも、自分のケツを最後まで拭けるのですから、何か納得できてしまいます。
自己責任だからこその、自由なのです。
逃げず、他人に頼らず、しっかり自己責任を果たす事が出来たと感じられる経験が増えるほどに、自由さも増していきます。