スクールが増え続ける時代で、迷う人が減らない理由
スクールが増え続ける時代で、迷う人が減らない理由

導入|それ、自然です
それ、自然です。
学び始めて、ちゃんと手も動かしてるのに、なぜか迷いが減らない。
むしろ、前より迷うことが増えた。そんな感覚、出てない?
「いろんな教材を見てるのに、方向が定まらない」
「やることは増えたのに、安心は増えない」
「このまま続けて、仕事になるのか分からない」
これって、本人の意志が弱いとか、能力が足りないとか、そういう話じゃないんよ。
むしろ逆で、学ぶ環境が充実してる時代だからこそ、迷いが増える構造がある。
いま起きてるのって、こういうやつ
- スクール比較を始めると、決めきれなくなる
- 情報が多いほど「結局どれが正しいの?」になる
- 課題をこなしても「これでいい?」が残る
- 進んでるはずなのに、確信が持てない
- 何か足りない気がして、追加で学びたくなる
これ、自然な反応。
今は“迷いやすい仕組み”が世の中に増えすぎた。
構造の説明|あなたの問題じゃない
スクールが増えたら、本当は迷いって減りそうじゃん?
でも実際は、迷う人が減ってない。
むしろ「学んでるのに止まる人」が増えてる。
理由は大きく分けて、構造が3つある。
1)選択肢が増えるほど「決める力」が必要になる
スクールが増える=選べる。
これは一見いいこと。
でも選べるってことは、裏側で
- 自分で選ぶ
- 自分で決める
- 自分で納得する
が必要になる。
選択肢が少ない時代は、決めなくても進めた。
「これをやればいい」が社会的に決まってた。
でも今は違う。
- スクールの種類が多い
- 学び方も多い
- 目指す働き方も多い
- ツールも多い
つまり、決める作業が前提になった。
迷いが減らないのは、スキル不足じゃなくて
「決める工程」が増えたから。
2)学習が「答えをもらう」形になりやすい
スクールって、基本的に“教える場所”だから、
- 何をやればいいか
- どうやればいいか
- どれが正解か
を与えてくれる。
短期的にはすごく助かる。
でもここに、迷いが減らない構造がある。
なぜかというと、スクールの価値が高いほど、受講者はこうなる。
- 迷ったら教材を見る
- 分からなければ質問する
- 添削で直す
- できた気になる
- でも次の制作で、また同じところで止まる
これ、「学んでない」わけじゃない。
ただ、判断が“外”に残ったままになる。
つまり、判断の芯が育ちにくい。
3)「安心」を買ってしまう構造がある
ここがいちばん静かに効いてくる。
スクールを探すときって、たいてい
- 失敗したくない
- 遠回りしたくない
- 時間を無駄にしたくない
- できるようになりたい
って気持ちが強い。
だから、スクールの比較軸がこうなる。
- ここなら安心そう
- ここなら失敗しなさそう
- ここなら正解を教えてくれそう
でも“安心”って、外からもらうものほど、すぐ減るんよ。
少し不安が出たら、また次の安心を探したくなる。
- 別の教材を追加
- 別の講座を追加
- もっと上のスクールを検討
こうやって「学びの足し算」が起きる。
結果、知識は増えるのに、判断が軽くならない。
判断の視点|こう見ると楽になる
ここで、今日の判断の切り口を1つだけ渡すね。
今日の判断の軸(1つだけ)
- 「迷い」はスキル不足じゃなくて、“判断の置き場所”が外にあるサイン
これが分かるだけで、結構ラクになる。
迷いが強い人ほど、判断がこうなってる。
- 正解は外にある
- だから探す
- だから比べる
- だから迷う
でも本当は、判断って外からもらうものじゃなくて
自分の中に“基準”を置くもの。
ここで誤解しやすいのは、
「自分で判断する=全部一人でやる」
じゃないってこと。
判断の置き場所を“自分”に戻す、って話。
- 相談してもいい
- 参考を見てもいい
- 添削を受けてもいい
でも最後は「自分の目的に照らして決める」っていう順番が必要。
たとえ話(1つ)
地図アプリって便利だけど、
目的地を入れないと案内できないよね。
“どの道が正解か”をアプリに聞く前に、
まず「どこに行きたいか」を自分で決める必要がある。
学びも同じで、教材やスクールは地図。
目的地が曖昧だと、ずっと迷う。
制作への接続|じゃあ制作に戻ろう
ここまで読んで、「じゃあ私はどうしたらいいの?」って思っても、焦らなくて大丈夫。
今日やることは、スクールを変えることでも、学びを増やすことでもない。
判断の置き場所を、制作に戻す。
これだけ。
迷いが出たときの“戻り方”
制作中に止まったら、これを短く確認してみて。
- いま作ってるものの目的は何?(1行)
- 見る人は誰?(1人)
- その人が迷いやすいポイントはどこ?(1つ)
- 迷わせないために削るなら何?(1つ)
これを決めると、制作が進む。
そしてこの繰り返しが、判断力そのものになる。
完璧じゃなくていい理由
スクールや教材が増えた時代って、
“正解っぽいもの”が多すぎるから、完璧を狙うほど止まりやすい。
でも制作って、本当は
- 決める
- 出す
- 反応を見る
- 修正する
で育つ。
完璧は、あとから近づくもの。
最初から持ってるものじゃない。
今日の締め(短く)
迷いが減らないのは、あなたの弱さじゃない。
判断が外に置かれやすい時代なだけ。
じゃあ、判断を一つだけ自分に戻して、制作に戻ろう。

