さぁ、ファスティングの3つの期

・準備期
・ファスティング期
・復食期
のうちの最後です。

回復期に当たる復食期についてお伝えします。

復食期でまず気をつけなくてはいけないこと

やっとファスティングが終了し、復食期。
つまり、固形物を摂取しても良い期になります。

こうなると陥りやすいのが

「食べたいものを食べてしまう…食べられるだけ…」

特に初心者が陥りやすい罠です。

今まで食べ物を摂取していないということは、
摂取エネルギーが少ないということ。
そうすると、身体は自然に省エネとなっています。

ファスティング中に「冷え性」を感じる方は多いと思います。
身体が省エネモードになっている証拠ですね。

そんな時に大量に食事をしてしまうと…
摂取したものを溜め込むので

体重が増えてしまいます…

復食期は何を食べるべきか?

ファスティング後に摂取するべき食べ物は、

「消化しやすいもの」

がメインになります。

初日は、「お粥」から開始し、お味噌汁の上澄みを摂取するなど、
固形物は極力食べないようにしましょう。

消化する上で、液体の方が胃腸への負担は少なく済みます。

翌日くらいから、
「ことまごはやさしい」
を意識して「野菜」「豆類」「きのこ類」などを摂取し、
ビタミンとミネラルを少しずつ摂取していくようにします。

タンパク質も重要なので、
とろとろにした豆腐などを摂取するようにするといいでしょう。

復食期の注意点
好きなものを食べたいはやる気持ちはわかります。
特に甘いお菓子など…

ですが、
「クッキー」「ケーキ」などを早い段階に食べてしまうと、
胃腸への負担が強くなり、お腹を下してしまうことがあります。

「ファスティング」は胃腸を強くするわけではありません。
「回復」させますが、刺激の強い食べ物には適応出来ない状態です。

なので、復食期も終わり、しばらく普段の食べ物に戻ってから、
「小麦を使ったお菓子やパン」の摂取をお勧めします。
*できれば食べないほうが良いですが…

復食期の味付けを気をつけましょう

お粥、味噌汁などしっかり順番を守って摂取していくのですが、
大切なことが一つあります。

それは、

「味付けを普段よりも薄味にする」

ファスティング後は、味覚が研ぎ澄まされている状態です。
普段食べている「お米」もとても甘く感じます。

野菜本来の美味しさ、をしっかり味わって、「食」に対して考え直せるようにしましょう。

ファスティングの注意点。経験した失敗例

注意点といえば一つだけ…

「刺激に弱くなる」

いいことなのですが、困ることもあります。

私の経験ですが、

ファスティング後、復食期も終わった日に、戴きもののお菓子をどうしても食べなくてはならないことがありました。

本当にちょっとだけ頂いたのですが、
「下痢」になってしまいました。

これは子どもにも気をつけないと思っております。

ファスティングをしなくても、普段「菓子パン」「クッキー」などを全く食べさせていないと、お友達の家で出された時に胃腸がビックリしてしまう可能性があります。

時々は食べさせた方がいいかも…
と感じた経験でした。

まとめ

ファスティングの復食期は成功させる上で重要です。
遠足でいうと
「家に帰るまでが遠足」
というやつですね。

「胃腸を慣れさせていく」ことが重要。
「食べてもいいんだー」ではないことにご注意ください。