前回は有酸素運動だけで終わってしまいました。
すいません…

今回は
「無酸素運動」筋トレです。

ひと昔前は、ダイエットというと
ジョギング
水泳
などに代表される有酸素運動でした。

では、筋力トレはダイエットに効果があるのでしょうか?
結論は
超効果的です。

もちろんこれも「メリット・デメリット」があるので、それらを見ていきましょう。

ダイエット目的で筋トレをするメリットとデメリットは?

ダイエット目的での筋トレは非常にメリットがあります。
ほぼメリットしかないと言ってもいいくらい…
よく、
「基礎代謝が上がるからやるべき!」と言いますが、それどころではないメリットがたくさん…
それは、

・糖を蓄えておける
・筋肉を使うと循環改善
・カットが美しい

逆にデメリットというと

・ある程度の「損傷」が起きているため、疲労を感じる
・食事をしっかり摂らないと意味がない

という事が挙げられます。
また、それぞれを細かく見ていきましょう

筋トレをするメリット1「糖を蓄えておける」

これは非常に重要です。
大切なのでもう一度
これは非常に重要です。

炭水化物だったり、甘いものだったり、糖質を摂取すると、身体は吸収します。
それを「中性脂肪」として貯めておくために、太る…
実は、中性脂肪として貯めこむ前の段階として、
「肝臓」「筋肉」に貯めて、それが飽和したら中性脂肪
というステップがあります。
ですので、肝臓・筋肉の糖質貯蔵量が飽和しなければ、中性脂肪になりません。
つまり、
筋肉量が多ければ多いほど、太りづらい身体
と言えます。
それだけ貯糖能力があるわけですからね。

そしてターゲットとして狙うのは、
大きい筋肉、特に腹筋群
これは動画でも挙げていますので、ぜひトレーニングしてみてください。

筋トレをするメリット2「筋肉を使うと循環改善」

夕方になると足がむくむ〜
聞いたことありませんか?

これはデスクワークの女性に多いのですが、
・座りっぱなしで、血流が下肢から戻って来づらい
・女性で筋肉の量が少ない
事が原因です。

筋肉は「ポンピング作用」と言われる作用があり、
収縮-弛緩する事で、血流が良くなります。
第二の心臓とも言われていますよね。
ちょっと前には
「健康になりたければふくらはぎを揉め」というベストセラーもありました。
筋肉を使う事で、血流が良くなるわけです。

血流が良くなれば、脂肪を利用しやすい環境になる事は想像に難くないと思います。
逆に、筋肉を使わないとどうるか…

筋肉を使わずに身体を支える癖がついてしまうと、
身体の中の軟部組織はどんどん難くなってしまいます。
今流行りの筋膜。それらがお互いに硬くなり癒着し、循環が悪くなってしまいます。
そうなると…太りやすくなってしまいます。

筋トレをするメリット3「カットが美しい」

これはそのままですね。
特に腹部は腹筋群がそのままの形で出るか、脂肪が乗っているかで
だいぶ見た目が変わります。
どうせなら、美しい方がいいですよね?

筋トレのデメリット1「疲労を感じる」

有酸素運動では「呼吸筋」の働きがメインになります。
呼吸筋は「常に働いている筋肉」なので、

疲労しづらく、疲労からの回復も早い

というのが特徴になります。

逆に筋トレをすると、「筋損傷」が多少生じます。
運動不足の人が山登りなどに行くと、次の日まで疲労が残りますよね?

どうしても筋肉を使うと、筋損傷が起き、それが疲労として感じられます。

筋トレのデメリット2「食事をしっかり摂る必要がある」

これは結構陥りやすい罠です。
ダイエットしよう!
となると食事制限をする人が多くいます。
最近は、
・りんごダイエット
・バナナダイエット
などの単一食品だけを摂るダイエットはあまりみられなくなりましたが、
食事量を減らす
ということは一般的に行うのではないでしょうか?

食事量を減らす時に、
タンパク質・脂質の量を減らし さらに
筋トレをガシガシ行う
とどうなるでしょうか?

筋肉はタンパク質から作られます。
筋トレにより損傷した筋肉を回復させるためにタンパク質は必須です。
また、体内のタンパク質が減少すると、
筋肉を分解してタンパク質を作り出します。

ということは、
頑張って筋トレしても、タンパク質が足りないと筋肉をどんどん分解するだけ…
結果的に全身の筋肉量が減っていってしまう…
という非常に悲しい結果になってしまいます。

高齢者で問題になる
「サルコペニア」という症状ですね。

まとめ

筋トレをする際のメリットデメリットをお話ししました。
筋トレはほとんどメリットしかありません。
ただ、
食事はしっかり摂りましょう!!