新規事業おじさんのつぶやき Vol.107 小さな手がかりを積み重ねる
新規事業君、新規事業さんは因果なものです。
ほぼ、何もないところからアイデアを発想し、ストーリーを組み立てていかなくてはなりません。
で、こちらは調べるためにきいているのに、そんなことも知らないのか?と嫌な顔をされる。
ここまで行けば、まだいい方で、何しに来たの?という態度を取られる。
これもまだましで、完全スルーされる。これが一番多いと相成ります。
そして、苦労して、話を聞かせてもらえると相成っても、これだけ?、で、何するわけ?と、自己嫌悪に襲われることは日常茶飯事、いや、人生そのものと相成ります。
それでも、新規事業君、新規事業さんは諦めるわけにはいきません。
とまあ、悲壮感漂う話をしましたが、いいこともあるのですよというお話をします。
ようやく、話を聞かせてもらえるようになった一回一回で得られるものは小さな知識の断片にすぎません。
ですが、それは次への手がかりなのです。
これら一つ一つの手がかりを積み重ねた先に未来があるのです。
そしてですそれらの積み重ねがもたらした光に気づく時があります。
その光に気づいたら、忘れないよう、しっかりと心に留めるのです。
それがあれば、新規事業君、新規事業さんの日常少しずつですが変わっていきます。
(本稿は2023年に投稿したものの再掲です。)