新規事業に限ったことではありませんか、生きていると、精神が窮地に立たされる場面というものはあります。

若い頃は齢を喰って熟練を積み重ねたら、動じない人になるのだろうと能天気に思っていたのですが....そうならない。私自身の不徳と怠慢が致すところだからなのでしょうが....なっていません。

むしろ、なまじ、何をやったら何が起こるかの経験知を中途半端に積み重ねたことで、常に不安を抱える不安おじさん化しています。

で、これは齢を喰うと、不安を高める物質が増えるとかで、しかたないことらしいとも。

ですが、現実の世界では逃げるわけにはいきません。向き合い、立ち向かわなくてはなりません。

では、それをできるようにするには、どうすればよいのでしょうか。

ここまでやったんだ。ここまでやって、望まない結果、方向性が出るのなら、それは天命なのだ。

こう思えるところまでやり続けることだと思うのです。

また、窮地に立った時に知恵と力をふりしぼれるように、普段からの地道な積み上げが必要なのです。

(本稿は2023年に公開した記事の再掲です。)画像のタイトルを入れてください