(本稿は2024年に投稿したものの再掲です。)

以下の記事が目に留まりました。

新規事業を導く次世代リーダー育成の極意。大企業に今こそ求められる人材とは
https://journal.addlight.co.jp/archives/intraprenurz_1220/

>AGC株式会社は、時代の変化に合わせて独自の素材とソリューションをグローバルで提供する日本の大企業である。特にガラス、化学品、エレクトロニクスやライフサイエンスの分野で高い評価を得ており、革新的なアプローチを通じて市場をリードしている。
>同社は、長期経営戦略として「2030年のありたい姿」を定めており、持続可能な社会の実現と未来志向の価値創造を重要な理念として掲げている。これは「両利きの経営」という経営手法にも反映されており、既存事業の強化と新規ビジネスチャンスの探求を並行して進める戦略を取っている。

AGCの両利きの経営は今や有名な事例ですよね。

>AOでは、「つなぐ、発想する、試す」というサイクルでオープンイノベーションを推進している。
>「つなぐ」段階では、AGCの技術や取り組みを展示するギャラリーやパークがあり、これらの空間を活用して、異業種や異文化のパートナーとの接点を生み出している。「発想する」段階では、4階のスタジオでAGCの技術を直接体感することができ、パートナーと共同でアイデアを協創することができるようになっている。「試す」では、2階から4階に外部のパートナーと一緒に実験、開発ができるラボがある。

なるほど。こういう場を自社内に作っているのですね。

>そんなAGCが「両利きの経営」を進める上で重視しているポイントは2つある。
>1つは「アイディエーション」、「インキュベーション」、「スケールアップ」というイノベーション実現のプロセスの段階ごとに適切にマネジメントすること
>もう1つはリスクを伴うプロセスはコーポレート側で進め、成功したものを既存の事業に統合するという組織と役割の分離を行うことである。このような仕組みや組織が同社の「両利きの経営」を推進し、イノベーションを起こす土台となっている。

「リスクを伴うプロセスはコーポレート側で進め」というところに注目しました。
これが唯一の解ではなく、個々の会社ごとに最適解があるのですが、一つの有効な手法であることは間違いないと思います。

>多くの企業では、可能性のある「異なる知と知の組み合わせ」は、自社内では試し尽くされており、クローズドイノベーションだけでは限界がきている。そこで、これからは外部との知の組み合わせを探索するオープンイノベーションが必要だと言われている。

このことはよく言われますが、なかなか、うまく行かないですよね。

>ではどうやって外部と協業するのか。最も簡単な協業は製品や部材やサービスなどの売買から始まり、戦略的な提携、共同出資によるジョイントベンチャー(JV)、出資・資本提携、M&Aと難易度が上がっていく。大企業同士でM&Aまでいくケースはレアだが、スタートアップとの協業はM&A以外ではコントロールやガバナンスが難しくなる。いずれにしても、外部と協業する際は、どのようなレベルの協業なのかを念頭においておく必要がある

これは覚えておきたいこと。注意したいことですね。

>他社との協業ではその難易度だけではなく、「いかに相手が自分と異なるのか」も頭に入れておくとよい

これを分かっていないケースが残念ながら多いです。それゆえ、しっかりと意識しておきたいことです。

>大企業がスタートアップと協業する上で留意すべきポイントは以下の3つだという。
>企業同士がフェアな関係で協業する
>大企業の課題を丸投げするのではなく、スタートアップの意志をサポートする
>お互いのビジョンを共有し、進むべき方向のベクトルを合わせておく

私自身もスタートアップとの協業に取り組んでいますが、そうですよねえと思います。

この後にも大変示唆に富んだ内容が書かれています。
興味を持たれた方は、ぜひ、本文をお読みください。画像のタイトルを入れてください