新規事業おじさんのつぶやき Vol.251 コーポレート機能の変革から着手する両利きの経営──飛び地の新規事業の生存戦略、R&Dや知財経営とは?
以下の記事が目に留まりました。
コーポレート機能の変革から着手する両利きの経営──飛び地の新規事業の生存戦略、R&Dや知財経営とは?
https://bizzine.jp/article/detail/9484
>「新規製品×既存市場」や「既存製品×新規市場」という既存事業の範疇で連続性のあるものについては、パフォーマンスを「NPV(Net Present Value)」で測ることが適していますが、「新規製品×新規市場」の場合は、NPVによる測定は決して適切ではないと考えています。
その通りなのですが、その逆がそこかしこで起こっているような気がします。
>例えば「新×新」の場合、既存企業でもここはスタートアップのような事業だと捉える必要があります。モノサシとしては、金融工学で用いられるオプションの価格決定理論を応用したプロジェクト評価方法である「ROV(Real Option Value)」などが有効だと考えています。出資・投資やM&A、R&Dなども同じ性質を持ち、どのメジャーで成果を測るのがよいか精査し、正しい判断と経営の意思決定をすべきです。
久しぶりにリアルオプションという単語を目にしました。これを使うのか! ちょっと、調べなくては。
>MITモデルのMは「Marketing」で0から1を生むステージ、Iは「Incubation」で1を10にしていくステージです。Tは「Transfer」で事業化したものを産業化していく(10を100に)ステージになります。
なるほど。MITモデルというのがあるのですね。
いかがでしょうか。
この後、かなりのボリュームの内容が語られています。
ご興味の湧いた方は、ぜひ、本文をお読みいただければと思います。
(本稿は2023年に投稿したものの再掲です。)

