(本稿は2024年に掲載したものの再掲です。)

以下の記事が目に留まりました。

新規事業では「本業の癖」が裏目に出ることも
正しい手順書どおりに回すフォーマット化の落とし穴
https://logmi.jp/business/articles/330760

>もう1個重要になると思ったのは、今の経営層ってそういう実態(新規事業を長期目線で回せないこと)がわかりつつも、結局そこに向き合えない、ある種の株主からのプレッシャーがあるじゃないですか。これって海外だと実情は違うのか。日本特有の厳しさがあるんでしょうか。
>まぁ同じといえば同じだし、違うといえば違うんじゃないですか。大企業はやっぱり同じようなかたちで、なるべくトラブルを消そうとするわけじゃないですか。もうラチェット機構(回転を一方向に制限するもの)になっていて、閉まる一方向にしかいかないと思うんですね。これは全世界共通といえば共通だと思うんですよ。
>違うといえば違うというのは、やっぱり多少の差分かもしれないですけど、昭和があまりにも衝撃的に成功しすぎたのを、引きずっているんじゃないですか。

最後のくだりは聞き飽きたという方も多いと思いますが、これが真実なのだろうなと思ってしまいます。

>大企業の中の全部が変わってくれというのは無理だと思っています。基本、本業があるんだし、変わっちゃだめだとも思っています。ただ、承認する役員クラスと、実行するリーダークラスと、現場の人とで、野武士が1人ずつ3層直列になった瞬間はいけると思っている。

昔はこれがあったなあと思わされます。ただ、現状は…う~んですね。

>本当は上がやったほうがいいんですけどね。だって新規事業なんて経営まるごとだから、「いや、それは経験のあるあんたがやるべきだろ」と思うわけですよ。これを社員の人が言うとえらい目に遭うと思うので、そういうのは僕とかが外から言うほうがいいとは思います。

「外から言うほうがいい」。これ、私もそう思います。
ですが、守屋さんくらいのブランドを確立した方がクライアントにズバッと言うのはよいと思うのです。
ですが、私のような「新規事業おじさん®」がズバッと言うと、これ、ダメなんですよね。この加減が本当に難しい。(これは別の機会に触れようと思います。)

>今の大企業って、形式知から形式知にずっと回っていくというか、こうやったらアイデアが出てくるよねみたいな、ある種の左側のループですね。内面化したものをすぐ表出化させて、知に落とそうとする。こうやったらうまくいきますよっていう話がすごく多い気がしています。
>だから「実験すればいいのに」と思いつつ、右側のプロセスを極端にすっ飛ばそうとするケースがすごく多いなって感じていて、本当にそれでいいのかなぁと。野中先生とか昔から言っているはずなんだけど、そうなっていない現場がある。

あるあるですね。

>現場にも「この人すごいじゃん」という人って、たくさん眠っているんだけど、なぜか「うちの社員はだめだから」みたいな烙印を押されていたり。「俺がやることじゃないよね」みたいな、距離を置いているケースがすごくある。

これは本当にあります。

>大企業ってガタイがでかくて1万人とかいるから、出現確率が異常に小さい0.1パーセントでも、整数になるわけですよ。そういうのから考えると、どんなにレガシーな会社でもそういう選手が必ずいると思うんです。

こういう方の存在が大事なんですよね。

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