以下の記事が目に留まりました。

新規事業開発の各フェーズで変革人材の活躍シーンは異なる──具体例で解説する9つの「活躍タイプ」
https://bizzine.jp/article/detail/9235

新規事業開発でなくてもそうですが、一人の人間がすべての領域において活躍することは不可能です。

そんな万能人間がいたら....逆に気持ち悪いですよね。

では、どうするのか。

自分は何が得意で、何が苦手なのか。
メンバーは何が得意で、何が苦手なのか。
自分たちに欠けているものは何か。

これらのことを認識する。

その上で、チームメンバーの役割を決めて、欠けているものは社外リソースを頼る...

とまあ、こんなことを書いていくと...そんなこと、知ってます!とお叱りを受けそうですね。はい。

上記のように、チームメンバーの役割を決めて、欠けているものは社外リソースを頼って...それでうまくいくのか?

いろいろ起こりますよね。

その中の一つに、自分はこれしかできないけど、良いのだろうか。どうして、自分はこれができないのだろう?

もう一つ。メンバーに対して、何で、あいつはあれしかやらないんだ! 何で、あいつはわかってくれないんだ!

そうです。人間ですから、色々な葛藤に襲われるわけです。

そんな時こそ、思い出してください。

できないことはみんなでやろう。

この言葉を思い出して、自分は何が得意で、何が苦手なのか。メンバーは何が得意で、何が苦手なのか。

そのために、9つの活躍タイプというのが役に立つと思います。

・アイディアメーカータイプ
知的好奇心旺盛でアイディアを創出することが好きで得意なタイプです。新しい事業や企画を始めるとき、テーマやターゲット、解決策など様々なアイディア創出が求められるシチュエーションで最も活躍します。

・ビジョン創造タイプ
成し遂げたい未来やビジョン達成のための道筋を描き、人に論理的に伝えることを得意とするタイプです。事業仮説の種を作るフェーズで活躍します。

・リスクテイカータイプ
リスクが高くてもやりたいことであれば、自分の直感を信じて行動に移すタイプの人材です。ソリューション仮説が見えた後のフェーズで特に活躍します。

・目標達成タイプ
一度目標を立てたら、その達成のための計画を綿密に立て、途中先が見えなくなっても目標達成を信じ、最後まで諦めずにやり抜くことを得意とするタイプです。事業立ち上げフェーズで特に活躍します。

・巻き込みタイプ
あるビジョンに賛同し、それを実現するための情熱を持っているタイプです。自分たちの目指す世界観を誰よりも熱くストーリーに仕立て上げ、仲間を巻き込んだり、応援してくれる協力者を増やしたりすることを得意としています。

・ネットワーキングタイプ
初めての人でも気軽に声を掛け、ネットワークを広げることを得意とするタイプです。足繁く顧客のもとへ通って声を聞き、その膨大な一次情報から得られたインサイトを基に解決策を提案します。

・協働タイプ
自分と他人の感情に敏感で、他者と対立せずに信頼関係を築くことを得意とするタイプです。メンバーの持ち場が分散する中でも、チーム全体がコミュニケーションロスにならないように注意を払い、協力的な動きをします。

・チアリーダータイプ
前向きな性格で、曖昧な状況や逆境に立たされたとしても楽観的に振る舞い、周囲を明るくすることを得意とするタイプです。

・分析官タイプ
物事を多面的に分析し、その本質を見つけることを得意とするタイプです。仮に検証結果が仮説通りであったとしても、結果をそのまま受け入れず、リスクを考え、事業が本当の意味で持続可能かどうか検証する視点を持ち合わせています。

いかがでしょうか。

一つの特性だけに自分自身はあてはまらないが、強いて言うと、この成分量が多いかな?という感覚は湧いてきませんか。

ちなみに、私は「リスクテイカータイプ」、「目標達成タイプ」の成分量が多いです。

(本稿は2023年に投稿したものの再掲です。)画像のタイトルを入れてください