以下の記事が目に留まりました。

KDDI中馬流の新規事業メソッド 「弱者の戦い方」で時代を勝ち抜く

https://techblitz.com/njs-kddi/
>「新規事業は自分たちで考えない」ことがベースです。すべてオープンイノベーションで行います。

おっ、面白いことを言っているぞ。

>1番手と2番手で100倍の差があるとなると、自分たちで何とかしようとしても無理ですよね。「スタートアップをM&Aして事業化し、彼らと一緒に戦っていこう」となりました。われわれにとってM&A費用は研究開発費であり、NTTに対する「弱者の戦い方」をしているわけです。

この考え方は極めて大事だと思いますね。

>よく「撤退基準を教えてください」と言われますが、基準はありません。というか、なるべくならば撤退しないようにしていますね。おそらく私は日本一たくさんの新規事業を手がけていますが、失敗だらけです。ほとんど上手くいかないけれど、上手くいく「かもしれない」ものはたくさんあります。ですので、「今ではない」と思ったら、潰さずに「放置」しておきます。撤退するにも手間がかかるし、一度撤退したものを復活させる場合は、さらに手間がかかりますから。

そうなんだよな~と思わされますね。

>分散投資をすることでマルチプルが取りやすくなるのと同じように、たくさん手掛けることをおすすめします。「とりあえずやる」ことが大事で、「なんか違うな」と感じたらしばらく置いておく。すぐに結果が出るものはほとんどないですし、僕もいまだに分からないので、それぐらいの感覚でいいのではと思います。

これは経営が太っ腹でないとできないことですね。

>スタートアップが加速度的に成長していく事業であるのに対し、大企業は安定成長の経営ですよね。大企業は「加速度的に成長する事業を取り込み、自社も活性化していく」ことを望んでいますが、安定成長の構造・DNAの中にスタートアップを取り込んだら、伸びる会社も伸びなくなります。ですので、われわれは連結のCFOを送るだけで、取り込みません。基本的にカルチャーもそのままで、足りない部分があれば支えることで、成長を加速させていく感じでしょうか。

これも太っ腹でないとできないことですね。

>中途・新卒ともに事業創造本部として単独で採用しており、基本的に異動はありません。中途では金融や流通など幅広い分野から人材が集まりますが、多くが「早く結果を出さなければ」という思いから、これまで経験を積んできた分野に固執してしまう。ですが、われわれは「今のスキルやノウハウを違う分野とクロスさせて、新しい価値を生む」ことを期待しているのです。
>なかなかうまくいかないので、最近は新卒採用に力を入れています。新規事業を進めるには「知らない」ことも武器です。新卒者は「昔これを試したけどダメだった」「これは〇〇のしがらみがあるから」といったことにとらわれることもなく、素直にチャレンジしていく。そういった姿勢のほうが、新規事業は上手くいくような気がします。

これに対しては、第三の選択肢があると思うんだけどなあと、新規事業おじさんは思ってしまいました。この方にお話しする機会を作れないものか?と妄想が浮かんできます。

(本稿は2023年に投稿したものの再掲です。)画像のタイトルを入れてください