以下の記事が目に留まりました。

サントリーがスタートアップに託した2030年の未来。サントリーのCVC・未来事業開発部
https://hiptokyo.jp/hiptalk/suntory/

私自身にとって、CVCはなじみの薄い領域ではあるのですが、これからの新規事業開発を考える上で見過ごすわけにはいかないものだと思っているものです。

>「社内CVC」だからできること
>スタートアップとの連携をクイックに進めるため、別会社化して立ち上げるという選択肢はありませんでした。サントリーグループとの共創のためにも、社内にあったほうがよかったと、いまも実感しています。

なるほど。あえて、社内にCVC部門を置くという考え方なのですね。

>投資領域は「近すぎても遠すぎてもダメ」
>たしかに、食、健康も大切な分野ですが、力を入れていきたい分野はそれだけではありません。私たちが注目しているのが、「フードテック」、「ヘルス&ウエルネス」のほかに、「サステナビリティ」、「AI・データ・XR」も合わせた4領域になります。
>そのなかから「人間の生命の輝き」との親和性に鑑み、食を中心とした新たな顧客体験を目指しています。あまりに離れた領域に投資をしてもわれわれとの共創が難しいですし、近すぎると既存事業が進めているイノベーションと重なってしまいます。そのバランスを取りながら、スタートアップへの出資を考えています。

自社の事業との距離が大事だということですね。
それだけに、自社に対する深い理解がないとできないし、投資先をよく見極める高度なスキルが求められるのでしょう。

>「社外パートナー」がボトルネックを解決する
>われわれもさまざまな部署、社内外から人材が集まっています。お酒の営業や飲料のブランドマネージャーを務めていたメンバーもいますね。そのほか、社内公募で異動したメンバー、経験採用でジョインしたメンバーもいます。じつは、私自身も経験入社組で、以前は官公庁で働いていました。

人材、チームの多様性が重要だということですね。
皆様はどういったところにピンと来られたでしょうか。

(本稿は2023年に投稿したものの再掲です。)画像のタイトルを入れてください