(本稿は2024年に掲載したものの再掲です。)

以下の記事が目に留まりました。

提案者が会社にさよなら、「日和見役員」の下で新規事業などできない
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/00662/00068/

「それ、どこでやるの? 人員はどうするの?」。B役員のとげのある質問に、提案者のAさんは絶句しました。とはいえ、この発言はAさんにとって想定の範囲内。Aさんは意図的に沈黙しつつ「やっぱりね」と思ったそうです。

うわ〜、あるあるだ〜と思ったあなた。
新規事業君、新規事業さんの苦労を重ねてきた方ですね。

では、どういう顛末なのか、見ていくとしましょう。

Aさんは中堅の技術者。そのテーマ提案会に出るのも1度や2度ではなかったそうです。「毎年の恒例行事なので、いつもは皆が手持ちのテーマを発表して予算をもらう会になっていました」。 
皆がいつも手持ちのテーマを発表するので、技術者同士は互いに発表する内容を事前に知っています。そのため、B役員への報告会という色彩が強かったようです。発表の場は予定調和的で時間割重視。質問もなければ特に不備もないといった感じで進めていたわけです。

提案会という名の承認会だった。
あるあるではありませんか。

Aさんも提案することに迷いがなかったわけではありません。後日談ですが、むしろ「どうせ通らないだろうな」と思っていたとのこと。そんなこともあって、B役員に否定的なことを言われたと感じた時、Aさんは「やっぱりね」と思ったというのです。

いや〜、これもあるなあ。

Aさんのテーマはどうだったのでしょうか。いわゆる予定調和的なものではなく、Aさん曰く「少しはみ出したテーマでした」。ここでは技術的・事業的な詳細は省きますが、Aさんの説明を聞くと、確かに少しはみ出しているものでした。

確かにありますねというケースではないでしょうか!

しかしながら、この会議においてはみ出しは「悪いもの」と扱われてしまったのです。B役員は「それ、どこでやるの? 人員はどうするの?」と質問してきました。この質問にはややとげがあったとのことですが、文字通りに受け取ったとしても問題があります。

これを経験した新規事業君、新規事業さんの相談をいくつか受けてきたので、あるあるなんですよねと言えます。

Aさんが黙っているうちに時間切れとなってしまい、Aさんのテーマは採用されませんでした。B役員はそれを見ても平然としており、Aさんに労いの言葉はなかったそうです。

サラリーマンの時は、こういう目に遭った人を目にするたびに、その前に私自身が経験したことの既視感を覚えて、憤りを覚えたものです。
ただ、憤りを覚えても、何も変わりません。
私はこういう苦労をしているであろう新規事業君、新規事業さんたちを支援することを生業として起業しました。
私なりの答の出し方を定めたということです。

さて、この先は?と興味を持たれた方は本文をお読みいただければと思います。

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