新規事業おじさんのつぶやき Vol.320 新規事業おじさんが新規事業野郎だった頃
(本稿は2023年に投稿したものの再掲です。)
今日は、今から20数年前、新規事業おじさんが新規事業野郎だった頃のことをふりかえってみます。
あの頃、今では到底想像もつかないくらいの量とスピードでマーケティング理論、競争戦略理論、ブランド論…等々、片っ端から…文字通り、片っ端から、テキストを読んで、たたき込むということをしていました。
そして、2002年~2006年にかけて、新規事業野郎の一番熱く燃えた4年間を駆け抜けていました。あの時は、会社の一大新規事業プロジェクトとして、世間の注目を浴びて、高揚感溢れる思い出深い日々でありました。それゆえ、事業化寸前での突然の事業化中止に直面した時の衝撃は今でも忘れません。わがビジネスマン人生最大の挫折でありました。
それから17年の時が経ち、新規事業君、新規事業さんたちの相談を受ける立場になり、ようやく、あの頃の若気の至りの数々を客観視できるようになったかな?という気がします。
あの当時、私が一番頼りにしていたものは学びたての理論でした。
ですが、それを正しく使いこなしていたか。深い洞察を以て、理論を適切な形で適用していたか?とふりかえってみると、大いなる勘違いをしていたことがいくつもあったと反省しなくてはならない私がいます。
では、どうすればよかったのだろうか。
そのことの反省から、新規事業おじさんとしての活動を通じて、過去の罪滅ぼしをしたいという思いもあるのですね。
もちろん、若気の至りがすべて悪いわけではありません。また、新規事業おじさんになったから、一切の間違いがない完璧なアドバイス???…そんなものをできるわけがありません。
それでもなお、新規事業君、新規事業さんたちに、一つでもよい、新たな視座を、新たなヒントを、エネルギーが湧いてくるきっかけを提供できたら本望であると思うのであります。

