今日のお題は、新規事業プロジェクトを進めて来て、あともう一歩というところまで来たのに.....えっ!となるお話です。

最初の顧客になってくれる可能性を感じてから、周囲の懐疑的な声にも負けず、地道に関係作りを進めながら、仕込みを続けてきました。

ようやく、その地道な努力が報われる。その時がやって来る。そう信じていたのに....

これまで、お話続けてきた相手の方々とは別の部署の方々が出てきた。いよいよか....と思ったら....いきなり、壁が立ちはだかる。

こんな経験をしたことはありませんか。

ありますよというあなた。

新規事業君、新規事業さんとして、大事な経験を積まれていますね。
いや、ないなあというあなた。

これから起こる未来への備えとしましょう。

今回挙げたケースは、ずっと新規事業部門の方とお話を続けてきた。
いよいよ、採用に向けて、決定権を有する現業部門が出てきた。ところが、現業部門は社内の新規事業部門に頼まれたから、話を聞いているだけ。

こういうケースは結構あるんです。

こういうケースに遭遇した経験あるあなたに質問です。

周囲から何と言われましたか?

あの会社の新規事業担当だめじゃん!!
調整能力がダメダメ君だよ。
そして、何も言い返せず、心を痛める。

こんな経験をされた方は多いのではないでしょうか。

ですが、これでは、事態を打開できません。どうすればよいのでしょうか。

相手先の新規事業担当者を「こっち側」の人にするのです。
件の新規事業担当さんも何とかしたいと思っているはずです。
その思いを確かめて、どうやって、現業部門の壁を突破するかを一緒に考え、一緒に行動するのです。

ここで気づきませんか。

このアプローチの根底に流れる思想に気づきませんか。
はい。これです。

できないことはみんなでやろう。

(本稿は2023年に投稿したものの再掲です。)画像のタイトルを入れてください