新規事業おじさんのつぶやき Vol.288 インキュベーターとアクセラレーター――事業拡大において果たすそれぞれの役割
以下の記事が目に留まりました。
スタートアップ&スケールアップ コラム
第5回:インキュベーターとアクセラレーター――事業拡大において果たすそれぞれの役割
https://www.pwc.com/jp/ja/knowledge/column/small-business-solutions/vol05.html
>“Brainchild”(発案)という言葉は、革新的なアイデアを表すのにぴったりな表現だと考えられます。なぜなら、アイデアというのは多くの点で子どものようなものだからです。
この書き出し。なんかいいですね。
>起業家にとって、サポートやアドバイスを提供してくれる情報源はたくさんあります。中でも最も頻繁に言及されるのは、インキュベーターとアクセラレーターの2つです。
起業家を新規事業君、新規事業さんと置き換えてもあてはまると思うので、そういうつもりで見ていきましょう。
>インキュベーター:アイデアを発芽させ、コラボレーションによって育む
>ほぼすべてのインキュベーターに共通しているのは、同じ志を持つコミュニティでのコラボレーションとアイデアの相互交流を促進し、経験豊富な専門家からのアドバイスによってサポートするコワーキングスペースを提供しているということです。
こういう存在に出会えるといいよなあと思いませんか。
>アクセラレーター:事業を拡大し、市場へと展開する
>インキュベーターがイノベーションの初期段階をサポートするのに対し、アクセラレーターはそれをより広い世界へと導きます。これには通常何年もかかりますが、アクセラレーターは、通常3カ月から1年という短期間でそれを実行することを目指しています。
なるほど、インキュベーターとアクセラレーターの違いがわかりますね。
>アクセラレーターは、革新的なアイデアを急速にスケールアップするための再現性のあるプロセスでこれを実現します。その過程で、コンサルタント、会計士、弁護士、ベンチャーキャピタリストなどの専門家がメンターやアドバイザーとして、場合によってはアドバイザリーボードを設置して、サポートを提供します。
アクセラレーターによるサポートというのはこれだけのものがあるということから考えさせられることがあります。
新規事業君、新規事業さんたちがこういうサポートを得ることができれば、もっと、もっと、企業で働く人々の中から新たなイノベーションが生まれるはずだと。
(本稿は2023年に投稿したものの再掲です。)

