以下の記事が目に留まりました。

なぜ大手企業は「計画通りに売れない」ことを想定しないのか?
新規事業を成功させる4つのポイント

https://logmi.jp/business/articles/328127

タイトルを目にした瞬間、これは笑えない.....と思いました。
では、気になったポイントをいくつかピックアップしてみましょう。

多くの新規事業のご支援をさせていただく中で、かなり似通った失敗理由が散見されます。

4つありまして、1つ目が「リリースしたら計画通りに売れる」。2つ目が「安くていいサービスを作れば売れる」。3つ目が「マーケティングに投資をすれば売れる」。4つ目が「施策を細かくチューニングすれば売れる」という4つの理想で、これが現実的にはうまくいかないケースが多くあります。
→これを読んで、うわ〜っ!と思ったあなた。ご自身で、だいぶ、苦労を重ねられた方ですね。うん、そうかあと思ったあなた。転ばぬ先の杖として、心に留めておきましょう。

まず1つ目の「リリースしたら計画通りに売れる」という理想。現実問題には計画通りに売れずに、軌道修正が必要です。当たり前に思われるかもしれませんが、実際に大手企業の新規事業では、計画通りに売れないことが想定されていないケースが多く見られます。
→えっ?と思われる方は多いと思いますが、あるんです。すぐに成果を求められる。プロジェクトのサバイバルのために、売上予算を組まなくてはならない。ありませんか?自ら、罠にかかることをわかっていても、やらざるを得ないというやつです。(ここでは、このことの是非を問うものではありません。)

2つ目の「安くていいサービスが売れる」も大手企業の新規事業に多いポイントです。
→これもよくあります。これが正しいのなら、大手企業である必要がないということでもあります。加えて、記事中には別の論点も触れられているので、興味を持たれた方は、是非、お読みください。

3つ目が「マーケティングに投資をすれば売上が増える」という理想です。ここで言うマーケティングは狭い意味でのマーケティングで、プロモーションに投資すれば売上が増えると考えられているケースが多いんですが、実際にはリードは増えても受注につながらないというケースが散見されます。

最後に「マーケ施策を細かく改善すれば、売上が上がる」です。これもプロモーションというニュアンスのマーケティングで、細かな改善では大きな成果にはつながらないというのが、現実的なところです。
→これらもやりがちですね。全体観を忘れて、小手先に走る。ありがちです。

大手企業あるあるのくだりをピックアップしましたが、記事には、では、どうするの?が書かれています。興味をお持ちになった方は、是非、お読みください。

(本稿は2023年に投稿したものの再掲です。)画像のタイトルを入れてください