新規事業おじさんのつぶやき Vol.344 JR旅客6社&貨物の「新規事業担当者会議」に潜入
(本稿は2024年に掲載したものの再掲です。)
以下の記事が目に留まりました。
JR旅客6社&貨物の「新規事業担当者会議」に潜入
https://toyokeizai.net/articles/-/730511
JRと聞くと、安定、安全、保守的...というイメージが強いと思いますが、どんな会議なのでしょう。見ていくとしましょう。
>初日の会場はJR敦賀駅の近くにあるコミュニティセンター「プラザ萬象」の会議室。開始予定時刻の30分ほど前に会議室に到着すると、数社がすでに席についていた。15分前には全社のメンバーがそろった。さすが時間に正確なJRである。
北陸新幹線 敦賀開業を意識したのでしょうね。
>しかし、JR発足から30年あまりを経て、各社によって多少の違いはあるにせよ、非鉄道事業のために使える用地は枯渇しつつある。そこで、「知恵を使う」ことで、土地に頼らない新規事業の創出が求められている。JR九州も例外ではない。最近では熊本市内の菓子メーカーや福岡市内を中心にチェーン展開を行う焼肉専門店などを矢継ぎ早に買収している。
なるほど。非鉄道事業が転機を迎えているということですね。
>新規事業担当者会議の2日目は、敦賀市内から車で1時間ほど離れた大飯郡おおい町でJR貨物が展開している植物工場の視察である。同社は大手ガラス瓶メーカーの日本山村硝子と組んで機能性野菜を生産する「山村JR貨物きらベジステーション(YJKS)」を2021年9月に設立、2023年4月に操業を開始した。
JR貨物とガラス瓶メーカー」。確かに不思議な組み合わせですね。
>同社がガラス瓶の特徴であると考える「安全・安心」「環境」「サステナブル」に合致するという条件で探すことにした。さまざまな分野で研究開発を行ったが、「うまくいく事例は少なく、失敗は数知れない」と木村社長。その中で「これはいけるかも」と判断したのが野菜栽培だった。
大変な苦労がしのばれます。
そして、JR貨物側です。
>若手社員を対象にアイデアを募ったところ、160ほどのアイデアが出た。外部コンサルタントも入れてそれを4つに絞り込んだ。その中にあったのが植物工場である。ただ、JR貨物には野菜栽培に関するノウハウはない。そこで、パートナー企業を探していたところ、取引銀行から紹介されたのが日本山村硝子だったというわけだ。
>JR貨物にとっては合弁方式により短期間でビジネスのノウハウが得られる。さらに将来、出荷量が増えて全国に出荷することになれば、トラックに比べて環境負荷の小さい鉄道貨物輸送の利用拡大にもつながる。こうして両社の考えが一致し、合弁会社の設立に至ったというわけだ。YJKSの資本金は1億円。出資比率は日本山村硝子が51%、JR貨物が49%である。
いろいろなことが重なり合って、シナジーを生む座組にたどり着いたケースと言えるでしょう。
他にも、各社の事例が紹介されています。
興味の湧いた方は、ぜひ、本文をお読みいただければと思います。

