新規事業おじさんのつぶやき Vol.223 コトラー、レビットなど巨匠たちの理論はビジネスにどう活かせるか
以下の記事が目に留まりました。
コトラー、レビットなど巨匠たちの理論はビジネスにどう活かせるか、ノヤン先生の集中講義レポート
https://bizzine.jp/article/detail/937
まずは冒頭のくだりから。
>一見古典と見える彼らの理論には“今のマーケティング”においても通じるものが多く、いわば基礎となっていることも少なくありません。施策においても成果においても、学ぶと学ばないのとでは明らかな差がつきます。
新規事業君、新規事業さんは、ぜひ、このことを覚えておいていただけたらと思います。
本稿では、マーケティングの巨人たちが打ち立てた理論から、これを押さえるべしというものが挙げられています。
> フィリップ・コトラー : STP理論 = Segmentation Targeting Positioning
>STP定義はマーケッターの最も重要な仕事であり、STPに始まってSTPに終わると言っても過言ではありません。ですから、あらゆるマーケティング活動の最上流の起点となるSTP戦略を提唱したという意味で、私は「コトラーの功績の中でも最大の功績」と考えています。
コトラーを読んだことがないという新規事業君、新規事業さんはは、ぜひ、お読みください。
すべての基本がここにあります。
>エベレット・ロジャーズ : 「イノベーター理論」
あまりにも有名な理論であるにもかかわらず、「イノベーター理論」を知らないという新規事業君、新規事業さんに出会うことがあります。
必ず、押さえておきたい理論の一つですから、あっ!と思った方は、この機に押さえましょう。
>たとえば、イノベータには「β版」とか「熟練者にしか使えません」などの言葉が響きますが、マジョリティには「そんなの無理」と拒絶されてしまいます。彼らに響くのは「みんな使ってる」という事実です。また、イノベータとアーリー・アドプターは新しもの好きという部分では共通していますが、前者は所属する組織から浮いており、後者は尊敬を集めています。となれば、マーケッターは、マジョリティを動かすアーリー・アドプターを味方にしたいわけですが、彼らが見ているのはイノベーターなんです。しかし、仲良くなりすぎると集団を敵に回すことになるという面倒臭さがあるのですが…。さらに、ラガードを動かすマーケティングは、その費用対効果から“ない”と諦められています。
>セオドア・レビット : 「ホールプロダクト」理論
あまり有名ではありませんが、これも重要な理論の一つです。ぜひ、押さえておきたいものですね。
(本稿は2023年に投稿したものの再掲です。)

