(本稿は2024年に掲載したものの再掲です。)

以下の記事が目に留まりました。

台湾、第2のTSMC目指すベンチャーが群雄割拠
https://news.yahoo.co.jp/articles/3caca584e40c195cc280a180e72cfb4fcc12b354?page=1

>半導体だけに注目すると台湾経済のダイナミズムを見誤る。今、台湾から新たなテック企業、ベンチャー企業が続々と生まれているのだ。

どんなベンチャー企業が生まれているのでしょうか。

>「イノベーションに投資し、新世代の隠れた王者を育てる。そして、量子コンピューター、ロボット、メタバース、高精度医療など各分野の先端テクノロジーにはすべて大胆な投資を行う」
これは今年5月20日の頼清徳新総統による就任演説の一節だ。

なるほど。

>台湾はこれまでも多くの企業が誕生してきましたが、ベンチャーキャピタルから資金を得て急成長する、いわゆるスタートアップ企業がIPOにまでこぎつけた点、そして台湾が得意とする製造業ではなくソフトウェア産業でも注目企業が登場してきた点は過去とは異なります。

ソフトウェア産業も活発なのですね。

>もともと台湾のベンチャー投資法制は保守的で窮屈なものでしたが、2018年の法改正によって大きく変わります。特に重要だったのが、評価額の弾力的な算定が認められたことです。改正前は株式の額面金額は変更できませんでした。創業者も、企業規模が拡大した後に参加した投資家も同じ条件で株式を取得することになります。

数年前の法改正がベンチャー投資を促したのですね。

>世界経済におけるベンチャー企業とソフトウェア産業の重要性が高まるにつれ、台湾のイノベーション産業も成長し、成功事例も増えてきました。現在ではハードウェアだけに人材が集中することもなくなってきています。潜在的な成長力の高さ、職場のカジュアルな雰囲気、大企業と比べて個人の能力を発揮しやすいという特長に惹かれた人材が集まり出しています。

台湾というと、ハードウェアのイメージが強いですが、変化しているのですね。

>台湾ベンチャーは創業のDay1(初日)から海外市場をターゲットにすることになります。2010年の「西進中国」、2016年の東南アジアブームに続き、現在では「東進」、すなわち日本市場が台湾ベンチャーにとって最初の選択肢となっています。

日本市場ですか。

そして、いくつかの事例が紹介されています。

>BtoBの代表的な成功例はエイピアです。2021年に東京証券取引所に上場しました。AIを活用した販促支援ツールを展開しています。台湾で起業し日本に上場、そして世界に販路を広げています。

>車載バッテリーベンチャーのシン・モビリティ(Xing Mobility)はパナソニック台湾董事長と元テスラ・エンジニアが起業した企業です。クールな電気レーシングカーを作ることが最初の目標でしたが、その過程で生まれた液浸冷却バッテリーが評価され、建設機械や農業機械を中心に採用企業が増えています。同社は日本農機大手クボタの出資を獲得、提携によって多くの国際市場を目指しています。

>インフルエンサー・マーケティング支援のアイカラ(iKala)も日本での事業展開を強化。化粧品メーカーなど多くのクライアントを獲得したほか、伊藤忠、クラウドファンディングプラットフォームMakuakeと提携し、日本製品の台湾販売事業を手がけています。

>BtoCではクラウド・ヘルスケアプラットフォームのHealth2Syncが2017年に日本に進出。わずか1年で日本最大の糖尿病管理アプリの座を獲得し、SOMPOホールディングスの出資も獲得しています。

既に、いくつかの事例があるのですね。

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