以下の記事が目に留まりました。

東芝テックが大切にする自社の強みとオープンイノベーション──既存事業の隣接領域と飛び地の違いとは?
https://bizzine.jp/article/detail/9587

>私は前職含めて、新規事業を長らく担当してきましたが、絶対にしてはいけないのは“既存事業を否定すること”で、ご法度だと思っています。先人が既存事業で築き上げたブランド力や事業アセットが次のステージで使う武器となり、手元に残ります。“新しいことの方が必ずいい”は幻です。私は、既存事業の人たちへ最大限のリスペクトを持ちながら、それでも変わらなければならない部分をどう一緒に変えていくかというスタンスでコミュニケーションをしているつもりです。

新規事業君、新規事業さんたちにとって難しいことだと思うのですが、これは大事なことですね。

>我々のCVC(コーポレートベンチャーキャピタル)は両利きの経営における探索組織です。それを専門的にやっている部隊だからこそ、目線は外を向いていますし、新しい世の中の流れに触れることが多いです。ただこれは役割分担の違いなので、他の従業員を「社内ばかり向いていて世の流れを知らない」と非難するのはナンセンスです。外に目を向ける役割の人が世の潮流に詳しいのは当たり前です。既存事業に従事する人たちとそれぞれの専門性をどう掛け合わせていくかを考えるのが、企業を変革する際には重要になってきます。

これも大変重要なことです。

>顧客の大きな経営課題にアンテナを立てておくのは重要な活動です。新規事業推進部が提供するソリューションは既存事業部門が提供するものと異なりますが、顧客が抱えている課題はあまり変わらないことに価値があります。

経営課題にアンテナを立てる。ぜひ、これを心がけていただきたいと思うことですね。

>オープンイノベーションであっても、最終的には、自社のリソースを活かさなければシナジーは生まれません。むしろ、自社のリソース、市場における強みをきちんと把握できていればこそ、いいコラボレーションに繋がっていくはずです。

自分を知るということですね。

この他にも、本文を読むと、色々な気づきを与えてくれるメッセージが登場します。

興味を持たれた方は、ぜひ、ご一読をお願い致します。

(本稿は2023年に投稿したものの再掲です。)画像のタイトルを入れてください