マクニカは独立系半導体商社として日本国内最大手という会社ですが、伝統的な半導体製品のトレードに留まらず、自社で新たなソリューションをプロデュースすることでダイナミックに変化を遂げ続けている会社というイメージを持っています。
前回に続いて、以下の記事【後編】から気づきを得る試みをしてみました。

DXによる「新たな価値創造」のカギは? 10か条で学ぶ新規事業立ち上げ時のポイント【後編】
https://www.macnica.co.jp/business/ai/blog/143906/

後編では10か条が具体的に挙げられています。興味の湧いた方は、ぜひ、本文をお読みいただくことをお勧めします。
その1. メンバーの共通言語となるシートの作成
その2. 収益の流れを構造化する
その3. とりあえず「モノ」を試作し、仮説検証を繰り返す
その4. ユーザーの“顔”を思い浮かべる
その5. ユーザーの体験と思考を書き出す
その6. チームを構成する
その7. パートナー会社とも価値観を共有する
その8. 海外の事例を参考にする
その9. 専門家の話を聞く
その10. 逆算と仮説で事業計画を立てる
>その1. メンバーの共通言語となるシートの作成
>良いチームを作るには、各メンバーの認識をしっかりとすり合わせ、全員が常に同じ方向を目指して進むことが非常に重要です。
>また仮に進行途中で目的を見失いそうになったとしても、このシートを見直すことで、原点に立ち返ることもできます。

このメッセージが重要だなと思うものをピックアップしました。
認識を合わせる。原点に立ち返ることができるものがある。これらのことは本当に重要なのです。

>その5. ユーザーの体験と思考を書き出す
>このとき、軸を「行動」「思考」「感情」の3つに分けたうえで、「ユーザー自身の課題」と「今、ユーザーに応えられていない課題」を洗い出すことがポイントです。そうすることで「ユーザーは○○を考えているから、○○なことで困っているのではないか」という仮説を立てられるため、実際にアプリケーションなどを設計する際、着目すべき箇所が見えやすくなります。

この視点はアプリ開発以外にもあてはまると思います。常に忘れないようにしたいものです。

いかがでしょうか。

興味の湧いた方は、ぜひ、本文をお読みいただければと思います。

(本稿は2023年に投稿したものの再掲です。)画像のタイトルを入れてください