以下のお話を見聞きしたことはありますか。

「弱いつながりがイノベーションを生む」

安定期にある既存事業では、「強いつながり」を維持し、守っていくことに意を用いて、力を注ぐことがよしとされます。

新規事業では、「強いつながり」の中だけで立ち上げることはできません。(できるのだとしたら、それは新規事業とは呼びません。)

「強いつながり」の外にネットワークを築いて行くことが必須となります。

そのネットワークを築いて行くことが大変重要なのですが、ネットワークを築くとはどういうことなのでしょうか。

新規事業プロジェクトはわからないことに立ち向かうことの連続です。

それまで、接触することのなかった人々のお話をうかがい、そこから、新たな仮説を組み立てていく。

その仮説に対する意見をうかがう。こんなことが延々と続きます。

上記の現場に身を置くと、頻繁に起こることがあります。

自分たちの考え、仮説をちゃんと聞いてもらえる、有益な意見をいただけるレベルにまで形にして、話をしないと....

それはそうですが...

いや、これができなくて困っているのではないですか?

こんなことを思わされる場面が何度もあります。

「強いつながり」の中で、上記のことを考えていても、悩んでいても、考え続けていても...何か出るかもしれませんが....時間をロスすることが多いのではないでしょうか。

そんなことで、時間をロスするのではなく、カジュアルにお話できる相手に、ちょっとしたことのヒントをいただくために、お話の機会をいただく。

それをできる人が1人でも多ければ多いほど、ヒントを得る機会は広がるというものではないでしょうか。

では、それはどういう方法があるのか。

私自身も試行錯誤を重ねているわけですが、いくつか、これは有効だなと思う方法はあります。

(本稿は2023年に公開した記事の再掲です。)画像のタイトルを入れてください