新規事業おじさん®のつぶやき Vol.558 ペロブスカイトタンデム型太陽電池で効率33.84%を達成 中国JinkoSolar
(本稿は2025年に掲載したものの再掲です。)
以下の記事が目に留まりました。
ペロブスカイトタンデム型太陽電池で効率33.84%を達成 中国JinkoSolar
https://engineer.fabcross.jp/archeive/250212_topcon.html
何かと話題になっているペロブスカイト太陽電池ですが…
>太陽電池モジュールメーカーである中国のJinkoSolarは、2025年1月6日、トンネル酸化膜パッシベーションコンタクト(N型TOPCon)ベースのペロブスカイトタンデム型太陽電池の開発で、重要なブレークスルーを達成したと発表した。
どのようなものなのでしょうか。
>中国科学院上海マイクロシステム情報技術研究所が独自にテストした結果、このセルは同社の記録である33.24%を上回る、33.84%という変換効率を達成した。JinkoSolarが太陽光発電製品の効率と出力で世界記録を樹立したのは、今回のテストで27回目になる。
変換効率 33.84%は確かにすごい数字です。
>同社が開発したペロブスカイトタンデム型太陽電池は、JinkoSolarのN型高効率単結晶TOPCon太陽電池をボトムセルとして使用する。これにより、多様なキーテクノロジーを採用し、大幅な性能改善を達成した。
>要素技術は、フルエリアパッシベーションコンタクト技術、ペロブスカイト界面欠陥パッシベーション技術、バルク欠陥パッシベーション技術などを採用することで、ペロブスカイト/TOPConタンデムセルの効率向上を達成した。
>これらの結果は、単接合結晶シリコンセルの変換効率の限界を再び突破し、主流の太陽電池技術としてのTOPConと、次世代のペロブスカイト/シリコンタンデムセル技術との互換性を明確にした。同社は、太陽電池産業の新たな可能性を開くものだと説明している。
>太陽光発電では、これまでP型セルを用いた製品が主流だった。しかし近年、P型は変換効率を向上させる技術的な改善余地がなくなりつつある。この状況から、理論上はより高い変換効率が期待できるN型セルで構成した太陽電池が主流になってきている。
>JinkoSolarが2022年3月に発表したプレスリリースによると、同サイズの太陽光パネルにおいて、N型はP型よりもモジュール片面の出力で15~20W高く、変換効率が2.67%高い。N型は、耐久性にも優れている。P型の初期劣化が2%、経年劣化0.55%に対して、N型は初期劣化1%、経年劣化は0.4%に収まるという。
中国メーカーはシリコン + ペロブスカイトのタンデム型に注力しています。
今後の動向から目が離せません。
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